【ダライアス】ダライアスの歴史と系譜の考察


前回はダライアスの周辺と歴史について書きましたが、今回はダライアスの世界観と歴史について書いてみようと思います。
若干団長の解釈や思い込みや願望などが混ざっています。先にお断りしておきます。

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ダライアスバーストクロニクルセイバーズ(以下CS)の公式ページに、世界観としてダライアスの歴史が書いてあります。だいぶザックリした感じですし、ダライアスファン以外の興味を喚起できなそうな内容です。もっと書くことはなかったのでしょうか?w

ダライアスの時系列は、1から新作にかけて時代が下っていくわけではなく、作品によって前後します。ナンバリングにそって説明してしまうと、時代がごっちゃになりますので、上記の年表に沿って年代順に追っていきたいと思います。

なお、ダライアスのシリーズナンバリングは、ダライアス、ダライアスⅡ、ダライアス外伝、Gダライアス、ダライアスバーストとなります。

■アムネリア歴626年(Gダライアス/1997年)
この時代だけ、舞台となる星系や世界が違います。以降は惑星ダライアスを巡るストーリーとなりますが、Gダライアスはその前史として、その後激しい闘争を繰り広げる惑星ダライアスとベルサーの誕生が語られます。

星間戦争の最中、全てを消し去る悪魔の兵器「A.N(All-NOTHING)」により、敵母星を消滅させてしまったアムネリアは、その過ちに気づき、兵器を捨て平和への道を歩み始めます。しかし、宇宙さえ滅ぼしかねないA.Nの出現に、宇宙の平和を守る機会生命体群「THIMA(アムネリア語で死を司る者の意)」がアムネリアを襲撃、兵器を捨てたアムネリアに対抗する力は無く、圧倒的な力によりアムネリアは滅亡の淵へと追いやられます。

アムネリア王はTHIMAに対抗すべく、A.Nの封印を解き、THIMAの機体コアと融合させ、新鋭の戦闘機を作り出すことを決意。初代アムネリア王を導き世界に平和をもたらしたという神鳥「銀の鷹(シルバーホーク)」の名を冠されたその戦闘機はサムラック・ライダ、ルフィア・フィーンの二人を乗せてTHIMAとの戦いに赴きます。

シルバーホークにはキャプチャーボールという、敵機体を捕獲する装備がついています。捕獲した敵をA.Nで転用することで、キャプチャーボムという周囲の敵を爆散させる空間爆弾か、もしくはαビームという機体前方にエネルギーを放出する強力ビームを放つことがっできます。これらはより大きな敵を用いることで強力な効果を生み出せます。
αビームは敵も使ってくるのですが、互いのビームを緩衝させ、撃ち勝つエネルギーを吸収し、より強力なビーム(αビームカウンター)とすることができます。αビームカウンターは非常に強力で、これを受けると大型生命体(ボス)もほぼ倒れます。
この強力な兵装によりシルバーホークは、たった2機で惑星破壊砲さえ持つ段違いの戦力を誇るTHIMAと対抗しうる兵器となったのです。

THIMAはジ・エンブリオン(胎児の意味。転じて産み出すもの。外見はクリオネ)を頂点とした完全な真社会性生命体であり、個別の知性を持たず、個体という概念もありません。それぞれの思考や意思は亜空間技術などで連結され、宇宙の平和を監視するために広範囲に行動するそれぞれの個体や部隊を統制しています。
THIMAはそれぞれ巨大生命体をトップにしたユニットを1編成として行動しています。編成には巨大生命体(ステージボス)の下には中型生命体(中ボス)、中型生命体の下に小型生命体(ザコ)という階級があり、それぞれが敵勢力への降下侵攻や惑星制空権の維持、衛星軌道の確保、ジ・エンブリオンの護衛など役割を負います。

このような説明を受けるとマクロスFのバジュラを思い出しますが、GダライアスはマクロスFに先駆けること10年前の作品なので、マクロスFこそGダライアス的であると言った方が間違いがありません。

THIMAの中枢となるジ・エンブリオンはまさに女王蟻とも言える存在で、目標となる勢力が滅亡するまで延々と機会生命体を産み出し続けます。そのため、ジ・エンブリオンを倒すことで侵略を止めることができますが、同格の巨大生命体が倒された場合も行動を停止するようです。

ダライアスのシリーズを通した特徴としてコースセレクトがあり、ステージクリアごとに任意で次のステージを選ぶことができます。結果、エンディングはコースにより変わるマルチエンディングとなっています。

Gダライアスは最終的にはサムラックとルフィアの両名、もしくはルフィアのみがダライアス人の祖先、もしくは惑星ダライアスになるという終わり方になります。同時に、サムラックとルフィアによって撃破されたGT(マッコウクジラ)がベルサー人によってよって回収され、この後のダライアスとベルサーの終わりなき戦いの始まりを示唆するものもあります。
なお、後のベルサーはTHIMAの技術で巨大戦艦を建造したため、一部を除き海洋生物をモチーフとすることになります。ベルサーの巨大戦艦はTHIAMのコピーであり、忠実にTHIMAのデザインを受け継いでいるため、ベルサー人が住む星の生態系をモデルにしているわけではありません。

アムネリアはその後の作品には登場しません。ダライアスバーストまでGダライアスが最新作だったので、当然といえば当然ですが。
ルートによっては惑星破壊砲によって惑星が消滅しますが、それがアムネリアではないかとの考察もあります。
THIMAはダライアスバーストの時代まで残っており、人類を監視していたと見られています。


団長

「てらどらいぶ」管理人。 ゲーム開発のディレクター、動画配信サイト管理人のプロデューサーなどを歴任。 心のゲームは「ウィザードリィ」と「ザナドゥ」。ドラクエとFFならドラクエ派。

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