【ポンこれ】社長の一言で雪の日に暖房を消す会社!


こんにちは。「ポンコツ上司コレクター」こと赤蟹です。

以前、「ぽんコレ」という、どっかで聞いたような名前のブログで、ポンコツな上司の被害報告を書き綴っていましたが、このたび「てらどらいぶ」の方に合流することになりました。
これまで以上にポンコツ上司&ダメ会社をハントしていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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さてさて。

今冬は大寒波も来て奄美大島にまで雪が降るという驚きの寒さ。東京でも雪が舞い、どんよりとした寒い日が続いています。

そんな最中、ワンマン社長の一言で社員全員がとんでもない目にあった会社があったというのです。

ある会社の話です。社長が社屋に入ってきた途端「暑いな」と一言。

それを聞いた設備管理の責任者は、社長の機嫌を損ねないよう、全館の暖房を消してしまいました。

その日は東京でも雪が積もるほどの真冬日。極寒の最中、暖房を消された社員たちは、屋内だというのにジャンバーやコートを着て仕事をするしかなかったそうです。
ちなみにこれ、中小企業の話でなく、一部上場企業の話です。

言うまでもありませんが、この話は設備管理担当者が社長の言葉を大きく受け止めすぎて、事を大きくしてしまった結果です。この管理担当も十分ポンコツですが、問題は軽い発言でも神の声のように受け止められてしまう社長とその側近の関係です。

社長の顔色をうかがう側近しかいない会社というのは、その社長が誤った判断した場合、立ちゆかなくなります。粉飾決算や不祥事隠蔽、その他お客様に対する不義理等々は、ワンマン社長の「その場をとりつくろいたい」という気持ちが原因の事も少なくありません。
側近が社長の暴走にブレーキをかけられるならまだしも、上記のような関係になってしまったら、本心では悪いと思いながらも社長のやり方に従ってしまうでしょう。それが世に不祥事が尽きない理由です。

また、このような社長のアクションが大げさに働く会社は、従業員側も不当な懲罰を恐れ、ミスや問題の報告ができず、解決すべき事案が経営中枢に集まってこないという悪循環を生み出します。

こうして上も下も隠し事だらけになった会社は、気がついた時には腐りまくって再起不能になるというのがおきまりのコースです。捕まったあとに「会社のためだった」と、お寒い言い訳を吐いても、世間の人は聞いてくれません。日本人は、ズルをする人間や会社が大嫌いですから、ブランドイメージの低下は避けられませんし、当然社長ばかりでなく止めなかった幹部、最悪従業員にまで責任が及ぶような大事件に発展する可能性もあります。

今回の話はそんな大事ではなく、ささやかなポンコツ話でありますが、このような事が積み重なるといつか大事件が起きる。ハインリッヒの法則ですね。

ハインリッヒの法則とは?
交通事故や労働災害の防止でよく用いられる法則。導き出したハーバート・ウィリアム・ハインリッヒの名を取って、ハイリンヒの法則と呼ばれる。
1件の重大なインシデントが発生する背景には、29の軽微な事故と、300の事故に至る前に気づいた異常(ヒヤリ・ハット)があるとされる。これらヒヤリ・ハットの発見と再発防止を徹底し、交通や労働の環境を改善すれば、重大事故は防げるという考え方。

ちなみに、このような隠蔽を平然とやる人は「これが社内政治だよ」と得意げにうそぶく傾向にありますが、社内政治もへったくれもなく自己保身をしてるだけですし、そんなことを言っている人で仕事が出来る人、私は見た事がありません。

(文/赤蟹)



赤蟹

スベスベマンジュウガニ並みに猛毒を吐きまくる赤い蟹の人。「てらどらいぶ」の裏ボス。サイト管理とコーディング、デザインなどを担当。文章を短くできないのが悩み。

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