これで無料!?高品質釣りゲーム「Fishing Planet 」


釣りゲームって最近、コンシューマーゲーム機では見かけないですよね。

PS時代ならぬし釣りシリーズやFish Eyesシリーズが有名でしたが、ぬし釣りシリーズは2007年、Fish eyesシリーズは2011年を最後に新作が出ていません。

PS vitaでは「Let’s Try Bass Fishing FISH ON NEXT」というゲームが唯一のパッケージゲーム。ダウンロード販売ではREEL FISHINGというシリーズもありますが、逆に言えばVita専用ソフトとしてはたった2本しか釣りゲームがないことになります。

3DSも先にあげたFish Eyesの最新作「Fish Eyes 3D」をはじめ数本出ていますが、本当に数本程度。Wiiでもファミリーフィッシングという評価の高い作品がありますが、多いわけではありません。

釣りをゲーム化すると、どうしても単調になりがちです。ポイントを定める>キャスト>フック>引く>釣り上げるの繰り返しとなり、引く時に竿のしなりやラインのテンションを見てアクションを入れる程度しか「ゲーム」らしい要素が入れられないからです。
そのためアクアリウムモードなど、釣りとも関連が高い要素を加えることで、1本のゲームとして成り立たせているタイトルも多いです。

一方、その単純なゲーム要素から、RPGやMMOのミニゲームとして定番となりました。また、ゲームのインターフェイスが単純にできるため、ガラケー用のゲームとして一世を風靡した「釣りスタ」をはじめ、スマートフォンアプリとしては多く供給されているジャンルとなっています。

つまり、単に釣りゲームを遊びたいだけならスマホで十分、わざわざゲーム専用機は必要がないのです。どうしてもコンシューマー機で遊びたいなら、以前発売されたソフトを買うか、なにかのミニゲームかアーカイブで、ということになります。


ここまで書いておきながら、私は実はこれまで釣りゲームを買ったことがありません。ゲームユーザーやゲーム業界と同じ認識で、ミニゲーム程度で十分だと思っていたんですね。

しかし、ここしばらく龍が如く0モンスターハンタークロスで釣りのミニゲームを遊んでいるうちに、本格的な釣りのゲームがやりたくなってしまいました。

そこでいろいろ調べた結果が冒頭の話です。すいません、完全にニワカ仕込みです。
そして調べていく中、現状手に入れられる釣りゲームとしてベターなのは、「Fish eyes 3D」らしい、という結論を得ました。

ただ、同作はキャストした後、水中の画面に移行し、食いつくタイミングでアクションを行うタイプのゲームです。私がやりたいのは、私がやりたいのは水面を長めながら浮きやラインの動きを見ながら魚の動きを推測するゲーム、すなわち通常の釣りと同じ視点でのゲームでした。
グラフィックは素晴らしく、携帯できる3DSのゲームという高ポイントのゲームだったのですが、水中の魚が見えてしまうのはちょっと違うなぁと思い一旦ペンディング。

求めるタイプの釣りゲームがなかったら買おう…と思った所、そういえばPCのゲームはどうだろう、と思いました。

早速Steamを立ち上げ、Fishingで検索。そしたら、上位にFishing Planetなるゲームが表示されました。

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スクリーンショットを見ると、グラフィックもキレイで臨場感があります。実際のプレイはどんなものか、PVを見てもよく分かりませんでしたが、ユーザーレビューはほぼ好評。そしてなにより…

無料!?

マジですか! もしクソゲーでも悔しい思いしなくていいんですね!

そんなわけで早速ダウンロード。
ゲームを開始するにはメールアドレスとユーザー名、パスワードの登録が必要となります。それらを入力したら、すぐにゲーム開始。

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カントリーなBGMが流れ、操作方法が表示されます。USAのゲームかつ日本語サポートされていないので、説明も全部英語です。

基本的な操作は、こんなカンジです。

  • キャラクターの移動:WASDもしくはカーソルキー
  • キャスト:マウス左キー
  • フック:マウス右キー
  • リールを巻く:マウス左キーかスペースキー(押しっぱなし)
  • リールの巻く速度を変える:マウスホイール
  • 所持品リスト:I

上記のキー操作を踏まえて、釣りシーンでの基本的な動作はこうなります。

  1. カーソルキーWASDで釣りをする場所まで移動
  2. マウス左キーで仕掛けを投げる
  3. 浮きとラインの動きを見て魚の動きを予想する
  4. 食いついた!と思ったらマウス右キーでフック
  5. マウス左キースペースキーを押しっぱなしでリールを巻く。
  6. 釣り上げる

リールを巻く際はラインのテンションゲージが表示されるので、それを見ながら緩急をつける必要があります。

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まずはチュートリアルなので、画面の指示(英語)に従ってキャストします。グラフィックキレイですよね~。

ほどなく浮きが流されるので、画面の指示(英語)に従ってリールを巻きます。

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釣れました。ブルーギルです。魚もリアルです。龍が如くもかなり魚がリアルでキレイでしたが、Fishing Planetの魚はビチビチと動く上、水しぶきが画面にかかる(水滴がつく)凝りようです。臨場感スゴイ。

こんなカンジで、所持品画面から餌の種類を変えたり、釣り場にあわせてリーダーの長さを変えたりという一通りの遊び方、操作方法を教えてくれます。全部英語ですけど、指示に従ってクリックしていれば覚えられるはずです。

チュートリアルが終わるといよいよゲーム開始です。

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ホーム画面にはアメリカの衛星写真と各釣り場の情報、自宅(装備画面)、ショップ、プレイ履歴、ランキングへアクセスするボタン、そしてr所持金が表示されています。

最初の釣り場はミズーリ州のMUDWATER RIVERのみ。他の釣り場はプレーヤーのレベルがあがると解放されていきます。

また、各釣り場に行くのは旅費と漁業権を払わされます。スクリーンショットでいうと右下が釣りをするために必要なコストとなっています。主人公の家もミズーリ州にあるのですが、MUDWATER RIVERに行くまで20ドル、1日釣りを行うのに5ドル必要です。釣りをするのに払わされるお金はライセンス料です。日本でいう漁業券ですね。

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釣り場情報左上の「<」を押すと、釣り場の詳細が表示されます。左側には天気と気温、時間ごとの水温グラフ、ライセンスの有無、釣果が表示されます。真ん中は釣り場情報です。釣り場の説明と、どんな魚が釣れるのかという情報が書かれています。

釣り場に入るためのライセンスはショップで販売されています。それぞれの釣り場の必要レベルに達するとアンロックされて購入ができるようになっています。
1DAYライセンス(当日券)から無制限ライセンスまであり、日数が多いライセンスは1日あたりの値段が安くなります。
釣り場の難易度が高いほどライセンスの価格もあがります。また、同じ釣り場でもBasic、Advancedなどの難易度や、Smallmouth bass(いわゆるブラックバス)、Trout(マス)、Salmon(サケ)など魚種によってもライセンスが別となっており、価格もそれぞれ違います(当然難しいほど高い)。

プレーヤーは最初からMUDWATER RIVERのBasic無制限ライセンスを持っているので、しばらくはこの河で稼ぐことになりそうです。

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河に到着しました。さらに三ヵ所からポイントが選べるようです。しかも、この三ヵ所ともグラフィックが違うという凝りよう。すごい!

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初ヒットです。釣れたのはBlacktail Shiner。アメリカ固有のコイ科の魚のようです。確かにフナっぽい。

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次に釣れたのがGreen Sunfish。サンフィッシュはタイとかバス、スズキの仲間です。

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そしてオオクチバスです。ようやく知ってる魚が釣れました。Youngとあるので、まだ若い魚ということでしょう。28センチくらいだと確かにまだまだ。

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釣っていると、天気に注意して、ベストの時間帯まで待とうとか、装備を変えて葦のそばにキャストしてみようなどのアドバイスが表示されます、親切そうに見えますが、アドバイス内容は結構マニアック。

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ゲームの時間は非常にゆっくり流れるので、「T」ボタンを押して時間をすすめないと、なかなかお昼になりません。そんなわけで、アドバイスに従って10:00にしてみました。雲がだいぶ出てきました。

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葦の根元に投げたつもりが、うっかり葦原に仕掛けを投げてしまいました…激しく根掛かり。ロッドをあげたり、リールを引いたりしたものの、葦が引っかかってどうにもならないため、「B」のボタンを押して仕掛けを捨てます。トホホ。

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根掛かりで意気消沈。今日は引き上げることにしました。
そしたら、稼げたお金が12ドル!? 旅費等で1日25ドルかかっているので、残念ながら13ドルの赤字です。ouch!

まあ、経験値(★)は稼げたので、よしとします。


釣りの臨場感、グラフィックは申し分なく、雰囲気も良く出ているので、私が探していた釣りゲームとしては完璧ともいえる内容のゲームでした。

ただ万人向けかというとそうでもなく、釣り上げた時の演出なども日本の釣りゲームに比べて淡々としており、画面の美麗さ以外のインパクトに欠けます。
また、1日釣りにでかけるのにも、ギア以外のコストが必要なため、回収するにはある程度のプレイ時間が要求されます。そのため気楽にプレイができない、ちょっとだけ遊ぼうというのはやりづらいゲームになってしまっています。
釣り自体も、仕掛けを投げたら魚がヒットするまで、ただただ浮きを見つめるだけなので、その瞬間にわくわくできる、水面下の魚の動きが想像できるなど、リアルな釣りゲームが好きな人でないと楽しめないかもしれません。

また、ウィンドウ表示でのゲームでもカーソルが消えてしまう仕様なので、ブラウザゲームのながらプレイに慣れているとちょっと面倒に感じるかもしれません(追記:CTRLキーでカーソル復帰できるそうです。コメントありがとうございました。)。
せっかくの美麗グラフィックなゲームなのでフルスクリーンで楽しみたいところですが、PCで遊ぶなら、SNSや他の作業しながら遊びたいですよね。

なんにせよ、こんなリアルで本格的な釣りゲームが無料というのはスゴイです。
ギアはおそらく実在のメーカーのものらしいので、広告費等を貰って開発されているのかもしれません。ゲーム内の架空のメーカーだそうです。コメントありがとうございました。
また、拡張パックは有料となります。拡張パックは全て導入すると7000円程度かかります。

7000円かぁ…。パッケージソフト並みの価格になりますけど、ガチャ20回分と考えてしまうと高いのか安いのか。

ともあれ、この「FISHING PLANET」は、ちょいちょい遊んでみようと思います。

(文/赤蟹)


赤蟹

スベスベマンジュウガニ並みに猛毒を吐きまくる赤い蟹の人。「てらどらいぶ」の裏ボス。サイト管理とコーディング、デザインなどを担当。文章を短くできないのが悩み。

One thought on “これで無料!?高品質釣りゲーム「Fishing Planet 」

  • 2016年3月14日 at 02:17
    Permalink

    >ギアはおそらく実在のメーカーのものらしい
    彼らが自分で創造したものです。
    レプリカについては今後予定しているそうです。

    >ウィンドウ表示でのゲームでもカーソルが消えてしまう仕様
    Cntlキーで表示されます。

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