【レトロゲーム】ARCADE GAME SERIES配信開始!&遊んでみました!


ナムコの旧作アーケードゲームが、PS4、Xbox One、Steamで配信開始です。

その名も「ARCADE GAME SERIES」

4/20に配信されたタイトルは、「パックマン」「ギャラガ」「ディグダグ」「ミズ・パックマン」の4本。価格は各500円(税別)。このうち「パックマン」「ギャラガ」「ディグダグ」の三本は「3-in-1パック」として一本分オトクな1000円(税別)で購入できます。

レトロゲー大好物な団長、PS4版の「3-in-1パック」を購入して遊んでみました。

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アーケードの移植なので、画面は縦長です。画面領域以外はポップなイラストが飾られてます。昔のアップライト筐体みたいですね。

ゲームはベタ移植なので、ディグダグはディグダグ、ギャラガはギャラガ、パックマンはパックマン以上のなにものでもありません。懐かしいですけど、今遊んで新鮮な楽しみが得られるといえば…どうでしょう? 懐かしんでばかりいても仕方ないので、実際に遊んでみます。

 

■ディグダグ

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子供の頃、ナムコのゲームで二番目に好きなゲームでした。
迷路を逃げ回るゲームばかりだった当時のゲームの中にあって「自分で迷路(通路)を作る」というフィーチャーが新鮮でした。空気入れのようなモリを打ち込んで破裂させるという倒し方もインパクトありました。子供は風船大好きですからね。ふくらましたり、破裂させたり。そういえばナムコは「キング&バルーン」というゲームも出していましたね。

地面を好き放題に掘れる主人公(ディグダグ。後にホリ・タイゾウという名前に)は、実質上画面を自由に動き回れるわけですが、敵も同様に地中を目玉だけになって通り抜けてきます。それじゃあ通路の意味ないじゃん、ということになりますが、通路を作ることで敵の動きを誘導したり、モリの射程距離を伸ばすことができるので、闇雲に掘らずに敵にモリを打ち込みやすい通路を作っておびきよせるなどの戦術が必要です。

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ステージが進むと地層の色が変わってきます。敵の数も増え、一度に押し寄せてくるようになります。モリは敵に打ち込むとそのまま膨らませ続けますが、その間の攻撃手段はなくなります。敵の数が多いため、破裂させきる前に他の敵に触られる危険も増えてきます。一度モリを抜き、別の敵に打ち込んで動きを止め、また別の敵に打ち込んで破裂させて…というやり方も必要になってきます。

…と分かっているのですが、うまくいかないんですよね(汗)。結局6面までしかいけませんでした。

ちなみに一周255面だそうです。面といってもゲームの早さや敵の数が増えるだけで、そこまで大きく変わるわけではありませんが。昔のゲームはやたらボリューミーでした。ゼビウスは16面で一周でしたし、1942は32面ありましたし。

 

■ギャラガ

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あえてギャラクシアンではなくギャラガです。当時としては画期的なギャラクシアンでしたが、さすがに2016年には古すぎたと判断されたのでしょうか。

インベーダーもどきが大量に発売される中、敵が個別、もしくは編隊を組んで飛来するという要素を組み込み、インベーダーとの差別化をはかったギャラクシアン。ギャラガもその伝統を受け継ぎ、敵が編隊を組んで登場(しかも陣形を組む前に倒せる)、編隊飛行する敵を倒すボーナスステージもあり、敵の動きに対するこだわりはさらにパワーアップしています。

敵のボス(大きな蛾)が放つトラクタービームを浴びると、自機が捕獲されてしまいます。捕獲したボスを倒すと自機が戻ってきて翼の両端で合体。デュアル・ファイターとなって攻撃範囲が広がるなどの要素が追加されました。

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デュアル・ファイターになるためには、わざと捕獲される>ボスを倒して合体というシーケンスが必要です。もちろん、残機も1機分消費します。そのうえ、当たり判定も倍となるため、リスクのわりには単純なパワーアップでもないというところが、80年代を感じさせてくれます。

しかし、リスクあるからこそパワーアップしたときの達成感も高く、そこがギャラガの魅力にもなっています。狙って撃たないと倒せなかった敵が、攻撃範囲の拡大でざくざく殲滅できるのは爽快そのものです。

自機は左右にしか動けないので、正面からくる攻撃を避けていればいいように思いますが、高次ステージになると弾や飛来する敵の密度が高くなり、思うように避けられなくなります。

なお、ゲーセン過疎地であった我が故郷は、当然ギャラクシアン、ギャラガが置いてある店はありませんでした。もっぱらFC版を遊んでいたので、アーケード版は懐かしいというより「ファミコンと違う!」という気持ちが先に来てしまいます。田舎生まれの宿命と言えます。くっ、うちの町にも大きなゲーセンがあれば…!

でも、なぜか駅前のスーパーのゲームコーナーに、ギャプラスだけはありました。なにそのゲームチョイス。

 

■パックマン

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彩度を落としたベゼルが80年代感をかもしだしているパックマン。こんな筐体、街角にあったかもしれませんね。うちの町にはありませんでしたが。

パックマンと出会い30余年たっていますが、今日初めて知ったことがあります。

散らばっているドットは、クッキーだったということです!!!

団長が子供の頃は「エサ」「パワーアップエサ」と言ってたような気がするのですが、まあいいでしょう。

さすがにパックマンは隣町のスーパーにテーブル筐体版があったのでよく遊んでいました。子供の頃はシューティングが苦手で(今もそんなに上手ではありませんが)、ゲームセンターで遊ぶゲームはパックマンとドンキーコングばかりでした。

そのせいか、今回の三作の中で一番遊んでしまいました。

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そんなわけでパックマンにはそれなりの自信があったのですが、残念ながらメロンで終了となりました。せめて次のギャラクシアンくらいは行きたかったですが…。歳は取りたくないものですね。

パックマンのように、画面のドットをすべて取ることを目的としたゲームは「ドットイートゲーム」と呼ばれ、パックマン以前はヘッドオンなどが有名でした。しかしパックマンの大ヒットにより、ドットイートゲーム=パックマンみたいなゲームという図式が完成。パックマン以前のドットイートゲームは全て過去のものとなり、ゲーム史においても存在が薄くなっていきました。

パックマンといえばパワーアップエサによる反撃が有名ですが、それ以上にすごいところは、四匹のお化けのアルゴリズムが違うところです。さすがギャラクシアンで各敵に違う動きをつけたナムコだけあって、敵の動きに対するこだわりはハンパではありません。
敵の動きがそれぞれ違うことでゲーム性が増し、また敵キャラの個性を際立たせることになり、後のIP化に大きく貢献することになったように思います。特にアメリカでのパックマン人気はすごく、去年公開されたピクセルという映画も、立体化したドットのパックマンがイメージキャラとして使われていました。
ただしそのこだわりゆえ、敵の動きにランダム性がなく、一定のパターンが決まっているため、その動作を誘発することで攻略が容易になるという面もありました(これをパターン化といいます)。

余談ですが、ソーシャルゲームが流行する以前のケータイ用ゲームでは、端末性能の問題もあって、ファミコン時代のようなゲームが多数量産されました。
その中でドットイートゲームも量産されていったのですが、その多くがパックマンとは違い、敵の挙動は乱数で決めていたようです。

パックマンみたいなゲームを作る…というところまでは良かったのですが、敵の挙動にパターンがあるというところまでは知らない開発者が多かったようです。当時はゲームの専門学校でも課題でドットイートゲームを作るようなところもあるように聞いたこともありますし、簡単に作れるゲームの代名詞になっていたのかもしれません。

21世紀に入って20年前の「元祖」で確立されたアルゴリズムがオミットされた事は興味深いことですが、逆に20年前のゲームなんて知らない開発者も多くなっているでしょうから、ランダムで判定していると思われるのは仕方ない気もします。
でも課題で制作しているなら「パックマンは一見ランダムに見えるけど、それぞれ敵キャラの動きは決まっているんだぞー」と教えてくれる先生はいなかったのでしょうかね?? 有名な話だと思うのですが…??

ちなみに団長の故郷には、パックマンはありませんでしたが、近所の駄菓子屋にヘッドオンは置いてありました。あとジャンプバグ。

 

■ちょっと不自由なコンフィグ

ゲームそのものはいずれも名作揃いですし、バンダイナムコ謹製の移植になるので完全移植です。それぞれのゲームが個別のアプリとなっているため、PSのナムコミュージアムのような、ゲームを遊ぶまでの手続き(博物館をまわるなど)もなく、ゲームを起動すればすぐ遊べます。

逆に資料性はほぼないので、80年代初頭のゲームに500円払えるかどうかということになります。レトロゲーへの愛が試されますね。

また家庭用のゲームとして、当然コンフィグがあるのですが、気になったのは操作設定の自由度が低いこと。
最初から設定されている2パターンのうちからしか選べず、選択肢にないキーに割り当てることができません。
例をあげると、ショットボタンが□か×に設定されている場合は、□か×以外に割り当てられません。R2にしたくても、できないのです。あとソフトウェア連射もついていません。連射が必要なタイトルはありませんが(笑)。

同じくアーケードの旧作を扱っているアーケードアーカイブスの各種設定の細かさに比べてあまりに簡素です。
しかし、ARCADE GAME SERIESはアーケードアーカイブスのような「聖戦士アマテラス」に反応するよなガチのレトロゲーマーではなく、レトロゲームが気になっている、気軽に遊びたいというライトユーザー向けに配信されているようなフシがあります。どれもワンボタンで遊べるゲームばかりなので、あえて複雑にしなかったのかもしれませんね。

むしろ、アーケードアーカイブスの設定が細かすぎなんですよ(だがそこがいい!)。

また、PS4のコントローラーの場合、アナログスティックだとゲームが遊びづらいかもしれません。
アナログスティックがグリップから遠いので、どうしても右入力が苦しくなります。そのため十字キーでのプレイが主になるとおもいますが、PS4の十字キーって形状のせいか親指が痛くなるのですよね…。

そのため十字キーと左アナログスティックの場所が入れ替わっている外部コントローラーや、もしくはアーケードコントローラーを使ったほうが楽しく遊べます。

アーケードアーカイブスでグラディウスⅡも配信開始しましたし(もちろん買いました!)、これを機会にアーケードコントローラー、買っちゃってもいいかもしれませんよ!

(文/団長)


レトロゲームの実況などやってます。

 


団長

「てらどらいぶ」管理人。 ゲーム開発のディレクター、動画配信サイト管理人のプロデューサーなどを歴任。 心のゲームは「ウィザードリィ」と「ザナドゥ」。ドラクエとFFならドラクエ派。

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