【団生ザナドゥ】二つの村を行ったり来たり


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倉庫に閉じ込められたニコラをなんとかするところから再開です。

村の秘蔵の酒?を持ち出したらしいニコラを助けるべく、アリオスが奔走します。

こういう場合「奔走」という言葉は比喩なのですが、このゲームでは実際に奔走させられるので驚きます。

ポルダの村はカスタの村に謝罪と賠償を要求。しかしカスタの村は言いがかりだと受け付けません。ニコラが勝手にやったことなのだから、カスタの村にしてみれば謝る筋合いはありません。

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ニコラの母親から、カスタの村のメリナとポルダの村のテオが両村を仲直りさせようと、共同でお酒を造っていたということを教えてもらえます。

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それだけ根が深い当時者同士の争い、まして酒の販売という経済的な理由がからんでいる係争に、突然第三者が割り込んだらなおさら面倒な事になりそうです。なるべく関わりたくない案件ですが、アリオスは船がくるまでやることがないという理由で仲直りを買ってでます。

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ようやくメリナが扉を開けてくれます。閉じこもっていたわりに、アリオスのウワサだけは聞いていたようです。

テオとメリナが作った酒の造り方は、テオしか知らないと教えてもらいます。ニコラ解放の交渉材料として必要なので、テオに会いにいくことに。

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例によって面倒な山道を歩いてテオの住む炭焼き小屋へ。マップ広すぎて移動にやたらと時間がかかります。
いつも通り門前払いをさせられそうになりますが、ニコラが拘束されたと言うと、話を聞いてくれます。

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新しいお酒を作るには、両村の酒造りの技術が必要となります。それが仲直りのきっかけになればと考えたテオとメリナでしたが、どちらの村も新酒は自分の村のものだと争うことに。結果テオは二度と酒は造らないと炭焼き小屋に引っ込んでしまったそうです。

力づくでもニコラを解放するといきり立つテオに、自分にお酒の造り方を教えてくれれば交渉すると提案するアリオス。テオはなんの疑いもせず、秘蔵の酒の造り方が書かれた覚え書きをアリオスに預けます。
経済紛争の火種になっているものを、初対面の人にあっさり渡しちゃダメでしょうと思ってしまいますが、90年代のスニーカー文庫はこういう話がてんこもりでした。こういう展開に思わずツッコミそうになるのは、大人になって心が汚れてしまった証拠です。

そして、その製法で何をするかと思えば、「ニコラを解放しなければこの覚え書きをカスタの村に渡す」という脅迫でした。
しかし人間ができたポルダの村長、アリオスが詫び状を持ってきたということにしてニコラを解放します。子供を閉じ込めるようなマネはしたくなかったのか、いい口実ができたようです。しかし、村の大半の男達はやり方が甘いと言っています。ニコラをどうすれば満足だったのでしょう? おそらく義憤と隣村へのヘイトが暴走しているだけでしょうが、不穏な空気は残ったままです。

しかし暴走しているのはカスタの村も同様。ニコラが戻ってきたにもかかわらず、仇討ちだと村の若者シドたちが飛び出していったという情報が入ります。なんとか無血開城したのに、ここで暴力沙汰に及ばれては、これまでの努力も水の泡。

シドを止めるためにポルダの村に向かいます。しかし、どこにもいません。

もう一度カスタの村に行き、村人全員に話を聞きますが、手がかりももらえず、シドたちもポルダの村に現れません。

怒髪天で殴り込むと飛び出していったわりに、いつになってもポルダの村に現れないシドたちに、むしろこっちが怒り心頭です。

港にも彼らの姿はなく、まさかと思って貴族の屋敷に向かうと、今度は貴族の子弟たちの姿もなくなっています。

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洞窟になにかあるのでしょうか?

一度炭焼き小屋に寄ってテオにノートを返し、そのまま洞窟へ向かいます。

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ポルダの村に殴り込みにいったはずのシドたちは、なぜか洞窟にいました。

とんだ超展開に衝撃が走ります。

というか、分かりませんよ、こんなの…。

村人はみんなポルダの村に向かったと言ってたのに。誰か一人でも「あいつら、たまに洞窟に行ってるらしい」と言ってくれれば、広いマップを行き来する必要もなかったのに。

当時のRPGは、プレイ時間が長いほどよいゲームとされていました。子供達のお小遣いが限られる中、あっさり解けてるゲームではやりがいがないと思われたのです。
容量が限られる中、プレイ時間を引き延ばすやり方として、「フラグ」が活用されました。

コンピューターRPGが流行りだしたころは、「次の目的地のヒントが会話に隠されている」ものでしたが、RPGが発展し、よりストーリー展開に重心が置かれるようになると、「特定の人物と会話をしないと先に進まない」と、フラグを立てるのが前提のものが増えていきました。会話のヒントが、聞けば分かるものから、聞かないといけないものに変わってしまったのですね。

そういえば、友達が作ったRPGツクールのゲームがこんな感じだったなぁ…と、なんとなく思った次第です。

つづきます。

(文/団長)


風の伝説ザナドゥの実況やっています。


団長

「てらどらいぶ」管理人。 ゲーム開発のディレクター、動画配信サイト管理人のプロデューサーなどを歴任。 心のゲームは「ウィザードリィ」と「ザナドゥ」。ドラクエとFFならドラクエ派。

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