【団生】第七章 聖剣・ドラゴンスレイヤー


この章にきてついに「ドラゴンスレイヤーシリーズ」のゆえんたるドラゴンスレイヤーの名が章題につくことになりました。さて、風の伝説ザナドゥのドラゴンスレイヤーは、どんな剣なのでしょう??

ギムノスは世界の最果てであり、同時に流刑地としても使われる寂寥とした地方です。収容所の他には強制労働が行われる畑と銀鉱山以外には街もなく、これまでの地方とは段違いに人影のない淋しい場所です。教会の側には道具屋が細々の経営されているのみ。耕作地もありますが、本作初めて飛び道具(ファイアーボール)を使うザコが陣取っています。

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道具屋に入ると、なんとラックブレードが売っています。旧作ではすぐにMurasame Bladeに変えられてしまい、今一つ影の薄い武器ですが、この章では最強の武器なので、クリアまで使っていくことになります。

教会を出るとすぐにピュラーと共にエナス賢者のもとに先行していたはずのアルゴスと遭遇。アルゴスが握っていたメモから、賢者の身になにかあったことが知れます。

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賢者の家に向かうには断崖をロッククライミングしなければなりません。ヌースたちを残し単身絶壁に挑むアリオス。しかし、崖の上には岩石を投げつけてくる敵がおり、岩に当たると崖下まで落とされてしまいます。

崖の途中には岩の張り出しがあります。張り出しの下は安全地帯となり、また岩にぶつかった場合も、張り出しより下に落ちることはありません。張り出しをうまく活用して崖を登っていきましょう。また、宝箱の置いてある張り出しもあります。そのうちの一つには薬箱の鍵という後々重要になるアイテムもあるので、忘れず回収しておきます。

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賢者の家の前には、もうひとつ崖があります。弟子の修行のためにはしごをはずしていたようですが、このままでは魔法が使えないアリオスたちは上れません。周囲にはしごの断片が転がっているので、これを集めてはしごを再構築します。

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エナスの家にはピュラーが。彼女が家に着いたときにはすでに賢者の姿はなく、置き手紙だけが残されていました。

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予知で知り得なかった新たな敵が出現したため、賢者はサランダへと向かったようです。ピュラーには追ってくるなといい、アリオスたちにはガレオスという囚人と会うようにと言付けてありました。

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ピュラーの心配はもっともでありますが、エナスほどの賢者が先にガレオスに会うように言っているのだから、そちらを優先するべきでは?と提案するアリオス。いつもなら考える前に行動してしまうアリオスですが、他人事だとやけに冷静です。

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私の気持ちなんて分からないんだわ!と言い残してワープしてしまうピュラー。いきなりのラブコメ展開に目を白黒させつつ、とはいえエナスもピュラーもどこへ飛んでいってしまったのか分からない以上、翼のない身のアリオスはエナスの言うとおりガレオスを探すことしかできません。

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ですよね。

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収容所に向かうと、バザロフという下衆な番兵に露骨に賄賂を要求されます。払う以外の手立てがないので、仕方なしに2万という大金を払います。

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名前がいかにもなハラグロフ長官。ガレオスは発破事故で死んでしまったとのこと。ついでに前任のパヴェル長官も事故で亡くなったとのこと。囚人や刑吏は口が固く、すぐに行き詰まってしまいます。

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教会を挟んで収容所の逆側に、フクロウじいさんという、どこかで聞いたような名前の老人が住んでいます。ガレオスの事を聞くと、死んでいるわけがないと言います。

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刑吏の目が厳しく話ができないなら、夜に収容所に忍び込めば良いと提案し、アリオスに鍵の型を取ってくるようにと粘土を渡します。正義感が強いアリオスは抵抗感を示しますが、結局他に手立てがなく渋々型取りすることに。

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粘土を渡すと、あっという間に合い鍵を作ってしまうフクロウじいさん。犯罪の臭いしかしません。

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夜中に合い鍵を使って収容所に侵入。犯罪の臭いしかしません。正義のためなら悪事を働いてもいいって、そういえば90年代に多かった文脈ですよね。正義のための悪知恵を使う人間が「策士」「知恵者」と持ち上げられたり。当たり前ですが、正義のためでも悪事を働くのはいけないことです。
しかし、ガレオスについての情報を得ることに成功。ガレオスはさらに奥の第三収容所にいるとのこと。

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第一章で王都に行きたくてリュコスの身代わりになったジーバン。マクリアから王都に行くことなくこちらに送られてきたそう。王都がダルダンティスに占領されたせいなんですけどね。

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第三収容所への道は、ミロノフという真面目な番兵が構えていて進むことができません。

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ミロノフにはケーキを渡すことで、道を開けてもらえるとのこと。これ、お金じゃないだけで賄賂ですよね。犯罪の臭いしかしません。

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第三収容所に着くと、囚人が反乱を起こしたとのこと。看守は番所から出られなくなっています。

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ガレオスの居場所を知りたければ、海賊の歌を覚えてこいと言われます。ヌースとソフィアは信用のための人質(?)にされてしまいます。

突然海賊の歌と言われても手がかりがありません。とりあえずフクロウじいさんから囚人から聞いて回るしかありません。

そういえば今回、いつもの「行ったり来たり」が少ないように見えますが、実はこれまでのシナリオ以上にマップの端から端まで走り回らなければなりません。というのも、収容所ともう一つの重要な情報源となるフクロウじいさんの家が、数画面挟んだマップの端と端に位置しているためです。

NPCの数がすくないため、総当たりする手間は少なくて済みますが、その分移動に時間がかかるというマップです。肝心のウィングもその行程をショートカットする程度の役にしか立ちません。死んだ魚のような目をしながら、延々と荒涼とした岩地を走り抜けることになります。

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海賊の歌の情報は、第二収容所の囚人の一人が持っていました。しかし、教えることと引き替えに、ハラグロフ長官に奪われた母の形見のルビーを指輪を持ってこいと言われます。こんな交換条件ばっかりですね、このシナリオ。

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何度も夜這い…ならぬ家宅侵入でソウルジェムが汚れまくったアリオス。平然と家捜しの方法をフクロウじいさんに相談します。

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飲んで寝かせてしまえばいいと言うことで、フクロウじいさん特製ドブロクを貰います。悪い話のオンパレードです。

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しかし、酒豪のハラグロフ長官。うわばみのごとくドブロクを飲み干します。何度か飲ませればそのうち寝るかと思いましたが、一向につぶれる気配がありません。役所とフクロウじいさんの家を何度も往復しますが、そのうち無駄な気がしてきました。

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ヌースに相談しに行くとエナス賢者の家にあるだろうジギタルという薬草をお酒に混ぜればよいと教えてくれます。

エナスの薬草箱を開けるには、崖のどこかにある鍵が必要です。普通に宝箱に入っているので、崖を歩き回っていれば見つけられるかと思います。

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軽くソーサリアンネタがまざります。分かる人だけ笑ってください。

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お目当てのものゲット。

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ドブロクに混ぜて飲ませても、ハラグロフ長官はまったく寝る気配なし。その代わり、催したということで、外に用足しに行ってしまいます。そう、ジギタルは眠り薬ではなく利尿剤だったのですね。

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ベッドの中でルビーの指輪ゲット。左上は放尿中のハラグロフにございます。

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指輪を囚人に返し…

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どっかで聞いたような海賊の歌を聴かされます。

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それでようやく囚人のテストに合格。ガレオスに会えることになりました。ガレオスは間もなくサランダが噴火するという話をエナス賢者から聞いて、爆死したと見せかけて避難用のシェルターを坑道内に作っていたようです。

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シェルターを掘っている坑道の奥で、ようやくガレオスに会えます。そしてアリオスがくる事は賢者から聞いていたと衝撃の発言が。

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プレーヤーの心情そのままを声にするアリオス。噴火の時が迫っているわりに、ずいぶんと時間のかかるマネをしてくれました。このゲームの悪いところですが、時間がないとか○○の命が危ないと言っているわりに、協力を取り付けるためにやたらと時間をかけさせられる展開が多すぎます。切迫感を全く感じられないんですよね。

ともあれ、噴火に備えてギムノスの人達をシェルターに避難させようということに。しかし、ガレオスは囚人をいびった役人だけは助けたくないと言い張ります。ハラグロフ長官の方も噴火が近いという話を信じないですし、なら勝手に死ねばいいじゃんと思うのですが…

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フクロウじいさんの娘、パメラが役人達も助けないならシェルターに行かないと言い出します。いくら憎い人でも人間に変わりはないと。ガレオス自身も坑道を抜けだして説得にあたりますが、それでも信念を曲げません。

そうこうしているうちに、今度はガレオスが捕まってしまったという情報が。

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収容所に向かおうとすると、バザロフが再度賄賂を要求してきます。刻一刻を争っているし、盗みに入ったりしているのだからもうこいつ斬っちゃえばいいのにと思いますが、そういうわけにもいかないので5万ジェムという大金を払うことに。殺すまでもなくアルゴスに取り押さえさせればいいじゃんと思うんですけどね。ちなみにお金が足りなかったら、その辺のザコを殺してお金かき集めるしかありません。

あまりに行き来が多すぎて、プレイヤーのソウルジェムも黒く濁っちゃいますね☆

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で、やっぱりハラグロフは噴火の話を信じません。どうやってガレオスを殺そうかなどと言ってます。

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責任を感じるパメラ。とりあえずシェルターに行ってくれないかなという気持ちで一杯になります。
フクロウじいさんに聞けば、事故死してしまった前長官ハヴェルがいればこんな事にはならなかったという話に。

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囚人に話を聞くと、ハラグロフは銀の横領を行い、それがバレたため、上司のハヴェルを事故に見せかけて殺したそう。その証拠を掴めば、ハラグロフがガレオスを解放するかもしれないと言うことで、横領した銀が隠してある溶岩窟に向かうことに。

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溶岩窟は教会の近くにあり、ペトロフという番兵が守っています。そのため、正面から入ることはできません。

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ガレオスを救うために、フクロウじいさんに相談すると、穴掘りは自分の生きがいといいだし、抜け道を作ってくれることに。

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なお、第三章のカラスじいさん、第五章のトンビじいさんとは穴掘り三兄弟だそうです。

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フクロウじいさんに抜け穴を作ってもらい、溶岩窟へ。

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地面から溶岩が吹き出る危険な洞窟です。隠し通路も多く、ハラグロフのものか至る所に宝箱が隠されています。敵もかなり強いのですが、こんな危険な場所に銀を隠すとか、ハラグロフはそれなりの強者なのでしょうか??

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溶岩に囲まれた島でハヴェルを発見。

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薬かなにかで視界を奪われていましたが、ソフィアの魔法で回復。ここで初めて活躍するメインヒロイン。存在感めっちゃ薄いです。

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ハヴェルを助け出してハラグロフに引導を渡します。

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解放されたガレオスから、ドラゴンスレイヤーを手に入れろと言われます。サランダの峰は溶岩窟の向こうにあるとか。再度溶岩窟へ向かいます。

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溶岩窟を抜けた先で、倒れたエナスとピュラーに出会います。

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そこに謎の男が登場。こいつが、パルティア神殿に入り込んだ男らしいです。

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こいつですね。
男は自ら、ジード=アイネアデスと名乗ります。

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そう、彼も英雄の子孫。だから男なのにパルティア神殿に入れたというわけです。
しかもジードは、アリオスの12歳年上の兄だったのです。

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エナスの言う死んだはずの人間とは、ジードのことでした。どういう経緯かはさっぱり分かりませんが、とりあえず死んだ兄上が生きていて、しかもダルダンティスの手下に成り下がっていたという話のようです。

ここは部下に任せるとおきまりのセリフを吐いて、ジードは峰の頂上に向かってしまいます。ドラゴンスレイヤーを取らせるわけにはいかないので、後を追います。

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で、ようやく横スクロールステージです。このステージの曲も序章の横スクロール面と同様、シナリオ2のレベル9のBGMにフレーズが似ています。

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沙羅曼蛇のイントールーダーのような中ボスが行く手を阻みます。こいつを倒せないと先に進めないのですが、飛び道具を使ってくることもなく画面の対角線上を移動しているだけなので、画面の端で攻撃しているだけで勝手に死んでくれます。

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奥にいるジードの手下の骨龍レミニドラゴとの対決。引き寄せ効果のあるファイアボールとレーザーを撃ってきますが、そんなに強くありません。ボスの動きはトゥーンと一緒です。近づくとファイアーボールを撃ってきますが、命中してもさほど痛くないですし、引き寄せられて溶岩に落とされても即死しないので、いつもどおり攻撃ボタン連打してれば勝てます。

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ようやくドラゴンスレイヤーとご対面。先にいったはずのジードはいません。

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あっさり抜けてビックリするアリオスの前にジードが現れます。ソフィア自身が実はドラゴンスレイヤーの封印を解く鍵だったのです。

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メディアを戒めた例の金縛りの呪文で動きを封じられたアリオス一行。ドラゴンスレイヤーとソフィアをあっさり奪われてしまいます。ソフィア、ヒロインらしいことを何もせぬままパーティから離脱です。

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ダルダンティスを唯一傷つけることができるドラゴンスレイヤー。しかし、ダルダンティスの意向で動いていたはずのジードは、ドラゴンスレイヤーをすぐに破壊しようとしません。ジードの狙いはいったい何なのか。賢者エナスは、ドラゴンスレイヤーを識るため、エレミア国のかげろうの街へ向かえと道を標してくれます。

しかし、さらわれたソフィアを奪還しないことには話にもならないので、アリオスとメディア、リュコス、アルゴスはジードを追い、ダイモス、ヌース、ピュラーは一足先にかげろうの街へ向かうことになりました。

次章は闇落ちした兄貴をグーパンで殴る話になりそうですね。

これまで第五章、第六章とテンポもよい展開が多くて楽しかったのですが、第七章は以前同様、無駄にマップを歩かされるダメなシナリオでした。ジギタスの話などところどころで光るエピソードもあったのですが、交換条件を出されまくりでストーリーのテンポがともかく悪く、なかなか話が進まないので何度か「もう風伝やめようかな…」と思う場面もありました。いつもの「友達が作ったRPGツクール」展開ですね。ともかくめんどくさかったです。第八章はどうなるのでしょうね。

(文/団長)


風の伝説ザナドゥの実況とか、ネコの生放送やってます。


団長

「てらどらいぶ」管理人。 ゲーム開発のディレクター、動画配信サイト管理人のプロデューサーなどを歴任。 心のゲームは「ウィザードリィ」と「ザナドゥ」。ドラクエとFFならドラクエ派。

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