迷惑なトレーナーはポケモンGOをやらなくても迷惑な人


PS4の「アイドルマスター プラチナスターズ」遊びたいけど、容赦ないDLCゲームだと分かって手が出せないカニです。こんばんは。まあ、アイマスがDLCゲームなのはXbox360版以来の伝統(というより、アイマスこそDLCビジネスのパイオニア)なので想定内ではあったのですが、発売週でこれだけDLC用意されちゃうと「最初からパッケージに入れておけばいいじゃん!」と言いたくなりますよね。

話が反れました。今回はポケモンの話です。

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■ちらほら見かけるアウトなトレーナーたち

我が家(マンション)の側は川や池が多く、100匹ゲットできればギャラドスに進化させられるコイキング、そして世田谷公園で話題になったミニリュウなどをゲットすることができます。さらに近辺にはポケストップが数本立っており、ちょっと歩くだけでモンスターボールの補給も可能です。住宅地なのでルアーもささりっぱなしになっていて、自宅にいながらポケモンが集まるステキな状況となっています。

そのせいか朝から深夜まで大勢のトレーナーがマンションの前をうろついているという状況になっています。

集まりすぎて大迷惑というほどではないですし、ポケストップ巡回しながら歩いているなら普通の(時折歩きスマホしている)歩行者と変わらないので気にならないのですが、時折完全にアウトなトレーナーを見かけることがありました。

  • マンションの前の縁石に座ってタバコを吸いながら延々のポケモンするトレーナー
  • マンションの敷地内にバイクを停めて延々とポケモンするトレーナー
  • マンション敷地内の石段に座って延々とポケモンするトレーナー親子

特に敷地内への侵入と居座りが多いようで、管理人さんがたまに追い払っているようですが、上記のように絶好の立地ということで気がつくと誰かが座り込んでいるという状況のようです。植え込みがあったりして入口がちょっとした公園みたいに見えるのでなおさら休憩所めいたカンジになっているみたいですが、れっきとした私有地なので長居はご勘弁願いたいところです。

 

■郊外に多い「自転車ポケモン」

ポケモンGOと言えば何かと「歩きスマホ」と関連づけられますが、都内でも住宅地の多い郊外ともなると自転車乗りながらポケモンGOをやる人も多く見かけられます。

これら自転車トレーナーは夜になると多く見受けられます。

スマホ片手に自転車運転するだけでも危ないのに、夜中なので視界が狭い上に明るいスマホの画面を見たあとで目が慣れないのか、歩行者が近くにいるのも気づかない人もいます。こういう人に限ってイヤホンもしているので、本当に危険です。

一番呆れたのは、夜中でも(主にポケモンGOで)人の多い公園内に自転車で乗りつけ、公園内のポケストップをまわっている人。
公園内での自転車は禁止されていませんが、広くもない遊歩道でスマホ画面見ながらフラフラと自転車に乗っているわけで、大変危険です。しかも自転車に乗っているのは子供ではなく、いい歳したお兄さん(三十代?)でした。

ちなみに自転車関連の道交法が改正され、スマホしながらの運転、イヤホンをつけての運転は明確に違法、事故を起こした時に安全義務違反という罪に問われる可能性があります。もちろん、怪我をさせたり器物を破壊してしまったら民事的にも賠償しなければなりません。

たまたま自転車で移動する用事があり、ついでにポケモンGOを起動しておく…という使い方であれば、たまごを孵すための距離稼ぎに徹するか、ポケストップの位置をあらかじめ覚えてアイテム回収のみにするかにしたほうがいいです。

最近はスマホをサイクリングコンピューターやナビ、GPSロガーとして使う人も増えてきているので、自転車のハンドルにスマホを搭載できるホルダーも多数発売されています。これらを使い適切な場所に停車できるならポケストップめぐりくらいなら許されそうですが、レアポケモンを見つけて歩道上で突然停車する人もいるので、基本的には自転車乗りながら遊ばないのは大前提です。

なお私はサービスインから一週間の間に、三回ポケモン自転車にぶつけられそうになっています。うち一回はスマホ見たままの自転車が横断歩道にオーバースピードで突っ込んでくるという非常に危険なもの。私どころか周囲の人にまでぶつかりそうになっていました。幸いトレーナー本人も含めて怪我人はいませんでしたが、これで事故になっていたらまた新聞にポケモンGOが叩かれる事になってたかもしれません。

 

■でも、悪いのはポケモンGOではない

このような状況が各地で見られるにつれ、ポケモンGO=危険とする言説が各マスコミで挙げられるようになりました。

しかし、当たり前ですがポケモンGOはなにも悪くありません。

プレイ時のマナーの悪さは、個人の資質の問題です。
このような問題を起こす人はもともとマナーが悪く遵法精神に乏しい人間なので、ポケモンGOでなくても同様な問題を引き起こしたでしょう。

ゲームの仕様上歩きスマホになりがちと言われますが、ポケモンおよびポケストップのシーク範囲はかなり広いので、表示されていればポケモンがいるところ、ポケストップまで近づく必要はありません。ゲームの中のトレーナーは強肩なので、高速道路の向こうや線路の反対側のポケモンまでボールをぶつけられます。距離によるペナルティもありません。

つまり、表示(バイブ)された時点で立ち止まり、画面を確認すればなんの問題もありません。むしろ歩きながらだとポケストップはよいとしてもポケモンを掴まえるのは結構難しいです。ボールだって有限ですから無駄遣いできないですし、立ち止まってボール投げたほうが「確実」です。

もっと言うと、歩きスマホや自転車スマホの原因はワンセグ視聴という割合も大きいとか。特に自転車は両手がふさがりがちで片手で複雑な操作もしづらいこともあり、特に中高生に「テレビを見ながら」運転が多かったそうです。

つまり、歩きスマホでポケモンGOを遊んでいる層は歩きスマホに慣れた人達で、そのような人達が一つのコンテンツに集まったから顕在化したに過ぎないということです。歩きスマホやその他の迷惑行為を人の実数自体に大きな変化はなく、それらがポケモンGOに集まって濃縮されただけのことです。もう一度言いますが、ポケモンGOのせいではなく、その人の資質の問題です。

今世間に溢れてるポケモンGOバッシングのほとんどは問題にならないようなこと、実際のゲームの仕様とはあまり関係ない、言うなれば因縁に近いものです。例えばホーム際にポケモンが出て危ないとか(実際にはホーム際に行く必要がない)、どこどこ公園に人が多く集まっているとか(実際には集まっているだけ)。

これらはゲーム脳、リセット思考がバッシングされた時に喧伝されていた「ゲームのせいで死んでもリセットボタンで生き返ると思っている子供」の作り話と同じです。子供の楽しみを奪うことに楽しみを見いだしている権威的なメディアや教育関係者、流行には逆張りしておかないと気が済まない(自称)知識人や落ち目の有名人が好んで話したがるネタとでも思っていればいいでしょう。

こういう人達は「こんなゲームに夢中になるなんて、今の子供はかわいそう」とか「ゲームよりも面白いことがこの世にたくさんある」と言いますが、彼らが子供のころに遊んだ遊び…例えばメンコやベーゴマ、虫取りが必ずしも今のゲームよりも面白いとは思いません。

そしてゲームより面白いことってなんでしょう? コンテンツはそれぞれに面白さがあるわけで、どちらを比べて良い悪いという話にはならないと思いますし、最終的に「どれが面白いか」を決めるのは個々人のセンスです。

例えば夏目漱石の「こころ」は名作ですが、学術的に解釈しようとすると非常に難解なコンテンツです。三島由紀夫の金閣寺は映画にもなりましたが、これも文学として優れた作品であったとしても万人が理解するには難しいものです。

これら名作をもって「ポケモンよりも文学を読め」「文学のほうがためになる」と言ったとしても、先生の長い遺書を読んで考えることや溝口がなぜ金閣寺に火をつけたのか推察することより、街中で見かけたピカチュウにボールぶつけるほうが面白いのならその感覚は間違っていません。「学習」という土俵で比べたとしても、思考も体験もどちらも人格形成な能力向上に必要な要素であって上下はありません。

そもそも、ハイカルチャーとかサブカルチャーなどとコンテンツに上下をつけているそのセンスがあまりにもダサいです。少なくともクールジャパンなどと提唱する国のメディア人が持っていていい感覚ではありません。どうしても上下をつけたいというのなら、世界中で愛されているIPとプロ野球を皮肉った四コマ漫画のどちらが「優良なコンテンツ」か比べればいいと思います。

 

なお、7/31に実施されたアップデートで起動時に「歩きスマホをしない」「禁止された施設でやらない」等の警告が表示されるようになりました。同時に様々な仕様変更があったのですが、どうも以前に比べてキャプチャーするのが難しくなったような気がするんですよね。ボールを弾く威嚇行動の頻度も増え、ジャンプも以前に比べて多くなり、ついでに距離感がつかみにくなりました。

もともと歩きながらボール投げられなかった私ですが、これで完全に立ち止まらないとポケモンつかまえられなくなりました。

もしかしたら「歩きスマホ」対策でアクションシーンがアップデートされたのかもしれませんね。いや、私が単にヘタなだけかもしれませんが(汗)

(文/赤蟹)


赤蟹

スベスベマンジュウガニ並みに猛毒を吐きまくる赤い蟹の人。「てらどらいぶ」の裏ボス。サイト管理とコーディング、デザインなどを担当。文章を短くできないのが悩み。

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