2016年に誕生し世界を滅ぼす米国初の女性大統領「ナンシー・サタデー」


はじめまして。卯ノ花奏誌と申します。面倒な名前なので「ウータン」と呼んでください。ちょっとオカルトなネタが大好物な80年代キッズです!

数ヶ月前より赤蟹さんより「ちょっとてらどらいぶで記事書きなさいよ」と命令お願いされていたのですが、もろもろ忙しくて記事が書けずじまいでした(ネタ切れともいう)。

しかし、本日開票されたアメリカ大統領選を見て、ちょっと小ネタがありましたので、一本書かせてもらいます。

80年代キッズが恐れおののいた「人類滅亡」ネタの一つに、「ナンシー・サタデー」というものがあります。

ナンシー・サタデーは2016年に米国初の女性大統領となり、ソ連(笑)と最終戦争を起こし、人類を滅亡させる恐怖の大統領だという触れ込みでした。

明確な出所は分かりませんが、90年以前にはすで出ていた話だったので、おそらくムーかトワイライトゾーン、創刊号の表紙がムダにエロかったワンダーライフあたりのネタかと思います。なお、私はムーの愛読者であるオカルト好きな同級生から教えてもらいました。

もちろんそんな話を信じなかった私でしたが、実際に2016年になってみると、この予言がかなりのニアピンだったことに驚かされます。

ナンシー・サタデーとはヒラリー・クリントンではないのか。

すでに記憶の奥底に埋もれていた、その忌まわしき名前がアメリカ大統領選関連の報道を見るたびに思い出されるようになりました。

予言というものは不思議なもので、実は100%的中するということはありません。なぜなら、予言で示される様々な言葉、特に名詞は単なる変数にすぎないからです。

予言者は未来から送られてくる信号をデコードしながら予知を行います。これら未来から送られてくる信号は、実は予言者に限らず全ての人間が認識しています。予知夢などがそれにあたります。

しかし、予知夢はせいぜい数ヶ月から数年後程度の長さまでしか見えません。人類の歴史とは時代が下るほど世の中を構成する要素が大きくなっていきます。例えば今から100年前に、高度情報化社会が訪れるとか、現在のような社会への進化を予測することはできなかったでしょう。
そのため、見えているのだけど理解ができない、すなわちデコードができないという状況に陥るのです。

何も夢を見ていない時、我々は数百年後の未来から送られた写像を見ているのかもしれません。しかしそこには、今の私達では理解できない情報が多く含まれているため、脳が処理を行わず、疑似視覚としても再生しないという事が起きているとも考えられます。

そのため、どのような優れた予言者、例えば数千年スパンで人類の未来を予知する大宗教の創始者であっても、未来の姿を説明するには、その時代に存在する何か(衣服や道具など)で代替えしながら語ることしかできないのです。

このような理由により、特に名詞には揺れが発生し、後世の人間が読んだ時には「なんのこっちゃ?」となる予言も少なくありません。ノストラダムスの「恐怖の大王」も具体的に何を差すのか、到来を予言された1999年を過ぎても結局分からずじまいでした。

おそらくノストラダムスが見たであろう「恐怖の大王」は、彼が生きた16世紀には存在せず、なおかつ当時のボキャブラリーでは名状しがたい何かであったと推測されます。

また、日本の広く流布される「1999年」という年数も、実は「ノストラダムスの大予言」を執筆した五島勉の解釈にすぎぎません。海外の解読者たちは恐怖の大王が到来する年を1999年と断定していません。つまり、ノストラダムスの予言が外れたわけではなく、実は五島勉の解読が間違っていたというだけです。

海外では、2001年のアメリカ同時多発テロこそが「恐怖の大王」だったという説も有力視されています。ノストラダムスの時代にはそびえ立つ摩天楼もジェット機も存在しなかったのだから、あの恐ろしい光景をして「恐怖の大王」と名付けるしかなかったのかもしれません。

あの事件により、人類の歴史は大きな転換期を迎えました。それまで東側、西側、共産主義と資本主義という陣営で別れていた世界が、欧米とイスラムという新たな対立軸に変わり、より複雑で凄惨な争いを生み出すことになったからです。人類の滅亡もまた「恐怖の大王」の到来と同時とは書かれていません。恐怖の大王がもたらすものにより人類が滅ぶのだとしたら、ビン・ラディンこそが恐怖の大王であったという言説もあながち間違いではないかもしれない…とも言えるでしょう。

つまり、どれほど優れた予言者であっても、生まれた時代と予知した時代の文明力の差が大きいほど、そのデコード結果は大雑把にならざるを得ないのです。
特に名詞や固有の誰かを示す言葉はおおよそ変数的であり、後の時代に入れ替えられる事は大いにありうるということなのです。

 

この理屈から言えば「ナンシー・サタデー」という名前は単なる代入された値であり、本当の名前は「ヒラリー・クリントン」という名前であったかもしれない、という仮説がなりたちます。また戦う相手もソ連ではなく、本当はアルカイーダやISISをはじめとする中東のテロ組織であったのかもしれません。

当時はアメリカと戦える国、組織がソ連しかなかったため、アメリカ大統領が引き起こす戦争で人類が滅亡するとしたらソ連との戦争しかありえないと「誤訳」されていた可能性は大いにあります。しかし時代が予言された時代に近づくことで、実はソ連という解釈が間違っており、実際はテロ組織であったと「分かった」のかもしれません。

ナンシー・サタデーの名前は、Googleで検索しても出てきません。あまりにも小さな予言であったため、すでに人々の記憶から消え去っていたのでしょう。しかし私はこの予言を思い出し、ヒラリーが当選したら人類は滅亡すると一人戦々恐々としていたのです。

幸い、この恐るべき予言はトランプの勝利によって打ち砕かれました。世界は、そして人類は、トランプによって救われたのです。世界はいずれこの真実を知り、トランプにしきれないほどの感謝を行うかもしれませんね!

 

…と、こんなカンジで胡散臭いネタを無理矢理事実にするような屁理屈をつけるのが大好きな私です。今後ともヨロシク。

※ナンシー・サタデーネタをご存じの方は是非ご連絡ください!

(文/ウータン)


卯ノ花奏詩

陰謀論を探ることに血道をあげる謎の暇人ライター。 触れてはいけない秘密を知り1D100をロールする毎日。10ケタのダイスは赤にするのがそこはかとないこだわりらしい。

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