【セガサターン生活】アドヴァンスド・ワールドウォーを遊んでみる


いろいろ購入したゲームのうち、今のところよく遊んでいるのがルームメイトとアドヴァンスド・ワールドウォーの二本。

ダライアス外伝とレイヤーセクションを遊びたくてセガサターンを復活させたのに、気がついたらシューティングは一切遊んでないのだから本末転倒にもほどがあります。

いろいろ大変なんです。手続き関係で。肉親が死亡するとこんなに手続き必要なのかってくらい大変です。リアルタイムにレスポンスするゲームがちょっとしんどいので、気がついたら静的なゲームを遊んでいるという塩梅です。むしろそんな状況でもゲームやるの?と呆れられそうですが、だからこそ気分転換が必要ということで。

そんなわけで、今回はアドヴァンスド・ワールドウォーです。

かなりかいつまんで説明すると、ドイツ第三帝国を主人公にすえた大戦略みたいなゲームです。前作、前々作までは「アドヴァンスド大戦略」というタイトルでしたが、今回は大幅にシステムを変更したので「大戦略」が外れたようです。次回作以降はまた「大戦略」がつくのですけどね。

Hearts of Ironといいドイツが敗戦国のわりにフィーチャーされることが多いのは、厨二心をくすぐるなにかがあるからでしょう。それが良いか悪いかは別として、WW2におけるドイツの立ち位置や戦闘内容に興味を抱く人は少なからずいるということですね。

で、ディスクを入れて電源をいれると…

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いきなり総統閣下の演説がはじまります。動画サイトで人気の「おっぱいぷるんぷるん」ではなく、本物の演説映像です。当時のセガの気合いの入れ方がよく分かりますが、気合いの入り方がなんとなく間違っている気がしなくもありません(そこに力入れたの的な意味で)。

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というわけで、総統閣下の元で大ドイツ復活のために粉骨砕身することになります。なお千年帝国(Millennium)というのは、キリスト教における終末論で、簡単に言えば「キリストが再臨して地上を支配する」完全なる安寧の世界のことのようです。すなわち人類が最後に経験する国家であり、この先も永遠に続く国という意味で千年王国(帝国)と言うそうです。そういうの真・女神転生Ⅱで見ました。

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さっきのタイトルロゴでもちらり(?)と出ていましたが、モード選択画面では背後に卍を逆にした例のマークが出ています。欅坂のコスチュームの件でいろいろありましたので、「てらどらいぶ」でもモザイク対応させていただくことにしました。

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本作のメインはこのキャンペーンモード。説明にある通り、将軍の一人となって第三帝国の戦いを「体験」していくことになります。
オープニングから衝撃的映像で洗脳され、身も心もドイツ国民となってしまった私ですが、主人公の将軍はそんな私の分身というわけです。

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右下の隻眼のクールフェイスをチョイスしました。その上の主に頭髪が神々しい方も歴戦の勇者感たっぷりでたまらないのですが、新兵(新将軍?)としてのスタートですし、あまり老けてるとこの年までなにやっていたのだろうといらない心配してしまいそうです。

将軍を登録した後、戦術画面、すなわちHEX面での行動方法や戦術行為、ルールの概念などをロドリゲス教官に叩き込まれます。老将フェイスを選ぶと人材再開発センターのようなもの悲しさが漂うところでした。イケメンにしておいて正解でしたね。そういえばセガにはパソナルームという(以下略)。

チュートリアルは初級、中級、上級、卒業試験の四つ。それぞれに戦術目標や撃破数によってスコアがもらえる仕組みになっています。ロドリゲス大佐の指導は大変厳しく、チュートリアルと思ってなめてかかると戦術目標が達成できずにひどいスコアをつけられてしまいます。実際、私の中級と上級のスコアはどちらも1点でした…。

作戦目標の期限ターンが短いのと、時間の概念があるために、スーパーロボット大戦のような殲滅戦をやっているとあっという間に作戦時間が終了してしまいます。中級と上級の試験はどちらも敵ユニットの殲滅を目標としないので、ここで敵全滅よりも作戦目標の達成を優先することを学ばされます。仕事と一緒で優先順位をつけろってことです。

…まあ、私は優先順位を守れなかったから1点だったのですが。

本作は他の戦術SLGと違い、敵も味方もユニットがなかなか倒れません。各ユニットにはFPW(フォースパワー)というものがあり、これを消費することで攻撃や防御を行うので、敵ユニットを倒さずともFPWを削ってしまえば一応無力化します。

一応としたのは、将軍ユニットが隣接している場合、次のターンある程度回復してしまうためです。これはユニット数も同じで、将軍が持つサプライの分だけ回復させることができます。
つまり将軍を中心とした陣形を組むことが継戦能力の向上につながり、逆を言えば敵の将軍を打ち倒すことで敵の無力化を図れるということです。味方と隣接しているとユニットにボーナスがつくため、単騎突撃するよりは固まって動いたほうが結果的に効率良く敵を打ちのめすことができます。

ここで、先ほど自分の分身である将軍を作った意味が分かります。

なんとなくスーパーロボット大戦の「主人公機」みたいなつもりでいましたが、アドバンスド・ワールドウォーの主人公は舞台を率いている将軍であり、どちらかというとブライトさんやミスマル・ユリカのような戦艦の艦長的な立ち位置です。

将軍自身のFPWおよびユニット数、そして持っているサプライ数も拠点(都市)でしか回復しないので、敵拠点を落としながら進む必要性が際立ちます。うまいルールになっています。

このような設定であるためユニットを全滅させるのが他の戦術級SLGと比べても困難であり、前線が膠着しがちです。そのため前述のように陣形(味方ユニットの配置)や航空支援が欠かせないものとなってきます。

本作の戦術画面は地上と上空に別れています。上空のスクウェアは地上の4スクウェアに相当し、広く地上をカバーすることができます。上空に味方機がいる時は制空圏があるため、地上部隊の支援が行えます。支援を受けた地上部隊は、戦闘を有利に進めることができます。

敵を全滅させる必要はなくとも、味方の進軍を押しとどめているユニットや、拠点を守るユニットは排除しなければなりません。特に本作は作戦時間が厳しめに設定されているため、早急に取り除かなくては作戦目標が達成もままなりません。戦術級SLGはとかく射程とZOCによって配置が決まりがちですが、本作は上述した様々なボーナスを駆使しないと敵を倒すこともできないので、上記の要素の他に上空を含めた味方の位置取りも重要になってきます。

作戦目標は達成せずともステージクリアとなるのですが、その場合「戦術的敗北」となったままで次のマップがはじまることになります。あまり良い気分はしませんね。特に本作はマルチエンディングのため、戦術的敗北のまま突き進むと第三帝国崩壊は免れません。当時のドイツがどうだったかは別としても、なるべくなら勝っていきたいですよね。

とまぁ、文章でつらつらと書きましたが、画像写真がないのは、そこかしこにあのマークが描かれているためです。文章だけでうまく説明できないのですが、諸事情のためにそうなってるとご理解ください。

なお、知ったようなことを書いてますが、実は一面もちゃんとクリアできていません。兵器のステータスもよく分かっていなかっりするので(砲の速さとか)、うまくクリアできるコツを掴むまで苦労しそうです…。うまい遊び方があったら教えてください。

(文/赤蟹)


赤蟹

スベスベマンジュウガニ並みに猛毒を吐きまくる赤い蟹の人。「てらどらいぶ」の裏ボス。サイト管理とコーディング、デザインなどを担当。文章を短くできないのが悩み。

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