【本日発売!】バトルガレッガRev.2016の神髄はスーパーイージーモードにあり?



※画像はバトルガレッガRev.2016公式ページより

いよいよ本日(15日)、PS4版のバトルガレッガ「バトルガレッガ Rev.2016」が発売となります。
本日と言っても記事執筆時点ではまだ14日なので手元に届いていないのですが、待ちきれない気分でそわそわしながら、溢れるシューティングへのパッションをおさえるためにセガサターンでダライアス外伝をやっています。相変わらず空シャコ強いっすね。

発売直前ということで、12/8に放送されたニコニコチャンネル「電人☆ゲッチャ!」でもバトルガレッガの紹介がありました。
プランナーの久保田さんとコンポーザーの並木学さんが出演しました。並木さんは相変わらずさんたるるネタでいじられていましたね。一生言われ続けると思いますが(笑)。

本放送ではもはや新作と言ってもいいほど、時代とPS4にアジャストされたバトルガレッガの魅力がたっぷり語られたのですが、デモプレイで使われたのはトリガーハッピーないつものバトルガレッガではなく、見た目にも優しい超親切設計のスーパーイージーモード。

PS4版ではM2ガジェットによりランクの昇降が視覚化されていますが、おかげでスーパーイージーモードではランクが一切あがらないことも分かりました。
バトルガレッガからランクの概念取ったらどうなるの?と思いますけど、それについては記事後半に駄文を載せていますので、そちらをお読みいただけると嬉しいです。

また、番組内では高橋名人とブラックハートmkⅡの対戦も披露されました。
モードはデモプレイ同様にスーパーイージーモードでした。ガチのブラハと戦ってほしかった気もしましたが、初見、もしくは久々の対戦でブラックハートmkⅡは倒せないでしょうし。よい判断だったのかなと。

だって、高橋名人が負けるところなんて見たくないじゃないですか(笑)

高橋名人、そしてシューティングといえば、ファミコンバブルの象徴のような存在。
しかし、かつてはゲームの代名詞であった2Dシューティングも、今はその見る影もなく、すっかりゲーマーなオッサン/オバサンをホイホイするジャンルに凋落してしまいました。シューティングといえばレトロゲームという印象もぬぐえません。
ゲーム文化の爛熟とドラクエのヒットによるRPG人気の加熱、そしてストリートファイターⅡがもたらしたゲームセンター文化の革命の前に、シューティングという古き王は膝を屈してしまいました。これらリッチでエキサイティングな体験ができるゲームに比べ、シューティングの面白さはあまりにもプリミティブであり、そしてユーザーからしても陳腐化したコンテンツにすぎなくなってしまったのです。

シューティング文化の衰退を語る文脈の中で、高難易度化が進んだ結果、ユーザーが離れていったという指摘が多くなされていますが、これはシューティングメーカーがポンコツというよりも、そうせざるを得ない事情があったためです。

マーケティングから考えれば、台頭してきた格闘ゲームの高効率なインカムに対抗するために難易度をあげるしかありませんでした。そして多くのゲーマーが格闘ゲームに流れていく中、それでもシューティングをやり続けるマニアを満足させる作りにせざるを得ず、結果として素人が取り付けない、そしてアプローチできない作品が積み上がっていくことになったのです。

バトルガレッガもそのような流れの中で生まれた作品です。

このゲームが起こしたシューティングゲームの革命はゲーム史に残るようなものばかりでした。しかし、シューティングに馴染みがない人たちにその革新性を説明したところで、果たして彼らに「遊んでみたい!」と言わせることができるかどうか。

無駄な連射をするとランクがあがるとか、自機を捨ててランクを調整するなど、シューティングをやらない人からすれば「なんでそんな面倒くさい事しないといけないの?」という話にしかなりません。弾の多さを見た瞬間に難しいと思われ、遠慮されてしまうこと間違いなしです。

「それがシューティングの面白さだ」と力説したところで、もとよりやる気がない人のモチベーションはあげることはできません。むしろ面倒くさそうな目で見られるだけです。

ではどうすればいいのか。

ここにスーパーイージーモードが実装された答えがあるような気がしてなりません。

バトルガレッガを語る上で欠かせない数々のシステムや要素を全部とっぱらったのは、このゲーム…いや、シューティングが持つプリミティブな面白さをよりシンプルに、それこそシューティングにあまり触れたことがないユーザーにも分かるように仕上げた結果でしょう。

どんなコンテンツもそうですが、ともかく触れてもらわない事には話になりません。そしてやっかいな事に、シューティングには初心者を遠ざけてしまう高難易度のイメージがあります。

難しいからやらない。なら、簡単なら遊んでくれますか?

そこに、M2がスーパーイージーモードを搭載した理由があるような気がしてなりません。

ランクの概念や弾数、そして銀河一後方に強いとされるブラックハート(mkⅡ)など、バトルガレッガを語る上で外せないものをなくしてしまえば、それはもはやバトルガレッガと言えないものなるかもしれません。
それらを手放してなお、新規ユーザーを獲得する、そしてシューティングという文化を再興しようというM2のケツイを、私はスーパーイージーモードから感じました。

こだわりを簡単に捨てられる人は尻軽に見えますが、目的のためには手段を選ばない強い意思の持ち主でもあります。
このM2の英断が報われれば、もっとレトロゲーム、過去の名作がPS4に再見するチャンスも高まりますし、シューティングが見直されるきっかけになるかもしれません。

DL版はお安いですし(税込3,996円!)、口コミで売れてくれるといいなぁと願うばかりです。

(文/赤蟹)


赤蟹

スベスベマンジュウガニ並みに猛毒を吐きまくる赤い蟹の人。「てらどらいぶ」の裏ボス。サイト管理とコーディング、デザインなどを担当。文章を短くできないのが悩み。

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