【連載】蟹さんの情弱脱出作戦(1) サブスクリプションサービスを斬る!

自分で言うのもなんだが、私(赤蟹)は浪費家である。

なにしろ一ヶ月にゲームは週1本ペースで購入し(そして積みゲーだらけ)、書籍代も1万以上(そして積ん読だらけ)。さらに平日はほぼ外食というお大尽気取りだった。それを支える財力もあったので、在職中は口座の残高も確認せず、毎月送られてくるクレジット明細は全く見ず、給与明細もボーナス以外は見ないというお金に対してルーズな生活を送っていた。

しかし、そんな私も病気療養のためここ二年くらい働いておらず、特に傷病手当が切れてからは貯金を切り崩して生活する毎日。大好きなゲームも月1本買うかどうか、それも不要な本やゲームを売り払って資金を作っての購入ととんだリサイクルっぷりを発揮している。落ちぶれたものである。病気なので仕方ないんだけど。

とはいえ、家のローンは残っているし、治療のためのお金もかかる。特に今月はお風呂場で意識を失って倒れるという悲劇にも見舞われ、生まれて初めての救急車体験。夜間診察の高さに同様し、さらに部屋着で連れてこられたため電車にも乗れず、仕方なくタクシー帰宅。節約スピリッツが芽生えたところなのに、出鼻を挫かれた格好になってしまった。

こんな現状なので「なんとかなりませんか?」と役場に相談に行ったら生活保護申請→マンション持っている人に渡す生活保護はねぇ!という謎コンボをくらってわからん死する始末。分かってるわ、そんなこと(笑)。

というわけで、無駄遣いだらけで情弱乙だったこれまでの人生を反省し、賢く節約していくことした。こうやって浪費型消費者が減ることでデフレが増えていくのだよ、政治家諸君。そして人はビンボーを経験することで賢くなるのだ(今まさに実感している)。

その体験記(?)が、本連載である。

 

■まずはそのムダな出費をぶち殺してやる!

節約の基本は、やはり出費の見直しだろう。

そんなわけで、クレジットカードの明細を確認。私は現金を持ち歩かない主義のため、普段の買い物からクレジットカードを使っている。そのため、クレジットカードの請求額が毎月10万を下らない。
クレジットを使うことで様々なポイントがつくので、一概にムダとは言い切れないのだが、一方で現金で「その場で払わなくても良い」という安心感からムダな出費が増えるのも事実。特に多いのはスーパーの買い物。一人暮らしなのに週1万ほど使っている。もちろん、そのほとんどは食費だ。病気の影響で料理(というか家事全般)ができなくなったという理由もあるが、無収入なのに使いすぎである。

さらには身に覚えのない高額出費も多数。使っていないのに加入したままとなっているサブスクリプションサービスだ。特にAdobe Creative Cloudはコンプリートプランで使っている。これは以前の仕事がらみのものなのだが、解約が面倒でそのまま使っていたらしい。他にも動画見放題とか、○○し放題系のサービスがたっぷり。ついでにKindle unlimitedにも入っている。無駄な固定費だ! まさに情弱乙!!

…というわけで、まずはこの雑なクレジットカードの使い方を改めることにした。

  1. 使ってないサブスクリプションサービスは解約する
  2. クレジットカードの利用金額に上限を設ける
  3. というかクレジットカードは使わない生活に変える

今回のイシューは以上三点とする。

 

■眠り会員となっている現状を改める!

以前TSUTAYA DISCUSの紹介記事にも書いたことだが、インターネットサービスの定額サービスは「眠り会員」という存在を多く作り出すことを目的の一つとしている。

要するに、もう使わなくなっているのに解約し忘れているおっちょこちょいを沢山作って収益をあげようとするやり方である。程度の差はあるが、月額課金型のサービスはオンラインゲームを含め、どれも眠り会員をアテにしてる部分がある。特に高額なサービスはその傾向が強いので気をつけよう。

これを防ぐにはそもそも月額課金サービスは使わないのが一番なのだが、どうしても使わなければならないサービスもあるだろう。そんな時は期限をしっかり切って使うことが必要だ。でなければ、運営の思惑通りに眠り会員化してしまうことになるだろう(というか、なっていた)。特に有料のSNSなどは辞め時が分からない部分もあるので、手を出さないほうが吉である。

こうしてAdobe CCを残して全て解約。Adobe CCもPhotoshopとLightroomに、ストックフォトサービスのAdobe Stockをつけたプランに変更。これでAdobeへのお布施も9,136円から4,817円と半額程度まで削減。Adobe Stockについても、無料のストックフォトサービスに切り替えるという手もあったのだが、品質と著作権問題の心配が生じないことと、Adobe Stockに写真を投稿しはじめたこともあってそのまま継続。必要経費と割り切ることにした。

比較的利用頻度が多かったKindle unlimitedも解約。雑誌を読むだけならもっと安いサービスもあるし、普通の書籍なら図書館で事足りると考えたからだ。そもそも読み放題と言っても月に10冊読むのは難しいし、実際にお金を払って買っている本、電子書籍すら積んでいるというのに、980円も払って読み放題サービスを継続する必要はない。よほどKindle本セールで使ったほうがマシである。読みたい本がなければ容赦なく切り捨てたほうが良いだろう。

動画系サービスはAmazonプライムビデオを残して全部解約した。Amazonプライムビデオはプライム会員ならば追加料金を払わずに見放題だ。プライム会員の年会費をフル活用するためには利用しておきたいサービスと言える。全年齢コンテンツだけならAmazonビデオの視聴可能作品数はおそらく日本トップクラスだ。

このあたりは以前に記事にしている。参考までに。

ここで言えることは、使うか使わないか悩んだら、解約したほうがいいということだ。解約を引き留めるために継続会員の特典があるサービスもあるが、どのみち使わないのなら特典も必要がない。特典のために必要のないサービスにお金を払い続けるのは、実にバカげている。

ついでに入居以来お世話になったダスキンも解約。毎月玄関マットを交換してもらったり、ミスタードーナッツのクーポンがもらえたりと大変ありがたいサービスだったが、なくても困らないために解約。その変わり、毎月、自分で玄関マットを洗うことにした。

 

■クレジットカードはデビットカードに切り替える!

そもそも無駄遣いの原因はクレジットカードを持ち歩いているせいだと行き着いた。

クレジットカードそのものはネットショッピングの決済に必要だ。Amazonとヨドバシドットコムをフル活用している私には、クレジットのない生活は考えられない。「てらどらいぶ」を運用しているサーバーの費用だってクレジット払いだ。

しかし、クレジットカードを持ち歩いていると、物欲が抑えられない事が多々発生してしまう。しかしクレジットカードは、支払いを先延ばしにしているだけである。無駄遣いのツケは、どのみち翌月以降に降ってくる。

現金を持ち歩きたくない、されどクレジットは使いたくない。この問題を解決するには、現金でもクレジットでもない決済手段を使うほかない。

というわけで、メインバンクであるR銀行でクレジット機能がついていないデビットカードを作ることにした。

デビットカードは口座からそのまま支払いができるので、わざわざATMに行く必要もない。つまりお金を持ち歩く必要がない。さらに口座に入っている以上のお金は使えないので、支払いに対する緊張感も生まれる。「後で払えばいいや」と物欲任せに買い物することもなくなるはずだ(多分)。

 

■ムダ使いを改めた結果

毎月10万円を越えていたクレジットカードの請求額が、なんと3万~6万円台まで圧縮成功!!

もちろん、クレジットカードを使っていない分、現金やデビットカードでの出費が増えているのだが、それでも出費額の低減には成功した。

特に大きかったのはサブスクリプションサービスの全退会だ。これだけでも1万円近い削減に成功したので、皆様も一度クレジットカードの利用明細とにらめっこして、すでに使っていないサブスクリプションサービスを見つけていただきたい。

特に動画や電子書籍のサービスは要注意。見たいコンテンツがあって入会し、そのままになっている場合が多い。500円の少額でもドブに捨てていることには変わりないし、500円あれば一食分の食費にもなる。このような細かい出費を潰すことで、一気に節約できる。お試しあれ。

次回はオトクな電子マネーへの乗り換えに挑む。

つづく

(文/赤蟹)


赤蟹

スベスベマンジュウガニ並みに猛毒を吐きまくる赤い蟹の人。「てらどらいぶ」の裏ボス。サイト管理とコーディング、デザインなどを担当。文章を短くできないのが悩み。

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