PS4の鉄拳7を遊んでみた!

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TEKKEN™7

6/1に発売となった鉄拳シリーズの最新作「鉄拳7」。

アーケードでは2年前から稼働。すでにプロゲーマーによるトーナメントなども開催。ゲームとしては爛熟しつつある中で満を持してのリリースとなった。

格闘ゲームは家で遊ぶチキンな私は、家庭用の発売を首を長くして待っていたわけだ。そのわりに最後まで予約するかしまいか悩んでしまったのだが…。

購入したのはPS storeのDL版のデラックス。シーズンパスつきのエディションである。所有するPS4はノーマルのものである。Proではない。

前述の通りアーケード版は未経験。シリーズは5のDARK DARK RESURRECTION以来。シリーズは1、2、5、5 DARK RESURRECTION。ナンバリング以外では6の移植版である3DSの鉄拳3Dをプレイ。5はオフラインで鉄拳王まで到達。マイキャラはフェン・ウェイ。5で使い込んだキャラなので、何も考えることなく選択。でもホントはかわいいアリサが使いたい。そんなわけで、アリサも特訓中である。

 

■いつまでも変わらない、いつもの鉄拳

鉄拳のスゴイところは、1以来変わらない安定のプレイ感だ。数ゲーム遊んだところで「よかった、いつもの鉄拳だ」と安堵できるなにかがこのゲームにはある。グラフィックや演出面は大きく進化を遂げ、パワークラッシュ、スクリュー、そしてレイジシステムという超必殺技も加わったが、それ以外は驚くほどいつもの鉄拳である。

タイトルごとにシステムが大きく変わった他の格闘ゲームと比べ、いい意味で旧態依然としているシステムや操作感は、私のように年単位でブランクのあるプレイヤーでもすんなり遊べる敷居の低さを実現している。20年前からほぼ変化しないプレイ感はまさにゲーム界の生きている化石。しかし古さは全く感じさせない。鉄拳のシステムが初期から完成されていたという証左だ。

ゲーム部については、正直ケチのつけようがない。鉄拳7を手に取るほとんどのユーザーは、現役で7を遊んでいる方か、私のようにブランクのある鉄拳ファンが大半だろう。そのような方には、壮快な鉄拳体験ができるように思う。

ストリートファイターVは最大ヒット作であるⅡへの回帰を目指した。ところが、鉄拳7は回帰どころか伝統芸能のごとく旧来のシステムを踏襲している。しかも洗練されて正統進化の道を歩み続けている。7は現時点で、その途の頂点に達している。だから過去作への回帰など不要なのだ。

購入後さっそくフェン・ウェイを使ってみたが、うろ覚えだったコマンドでいつもの技、コンボが出たので、ブランクのわりには違和感なく遊べた。当たり前の話だが、当たり前のことがハイレベルで完結しているのが7のすごいところだと感じた。アーケード版をやったことがないので比較はできないが、移植にあたってプレイ感覚が削がれているようなこともないだろう。

 

■とっても損をしているグラフィックの仕様

一方で気になったのが、解像感の低いゲーム画面である。


TEKKEN™7

メニュー画面や開始時のパネルなどは当然のように美麗であるが、いざ対戦開始となると、ぼんやりとしたキャラが立っており、いきなり腰砕けになってしまう。


TEKKEN™7

キャラと背景の境はチラチラしていて見苦しいし、キャラクター全体にノイズがかかっている。思わずプリレンダーではないかと疑ってしまうこともしばしば。FullHDに対応したPS3のDARK DARK RESURRECTIONで感じたような「おおお!」というクリアな美しさがない。キャラクターの顔も、なんだか素朴な感じである。

うーん、今時こんなグラフィックなのかぁ。などと落胆しつつカスタマイズ画面を開く。


TEKKEN™7

ここでもボンヤリとしたキャラが表示されており、いきなりカスタマイズへのパッションも萎えてしまうところだ。
しかしカスタマイズモードでは、パーツの着合わせの確認などのため、キャラクターモデルをそれこそなめ回すように眺めることができる。もちろん、接写も可能だ。

ここで多くの人は「あれ?」と思うはず。


TEKKEN™7

全然キレイじゃん。アリサちゃん。


TEKKEN™7

実際のゲーム面でも、対戦開始時や終了時のデモの際、キャラクターが大写しになるが、普通にキレイである。

うーん、どうやら拡縮の問題のようだ。
アップでも耐えられるように描きこんだ結果、カメラを引くとドットが潰れてしまい、ボンヤリとした映像になってしまうらしい。

Amazonの★1のレビューでも「グラフィックにがっかり」という意見が多い。確かにゲームだけやっていると、グラフィックにがっかりする。カスタマイズ画面でキレイに見えても、ほとんどのユーザーはゲーム画面でキャラを見ることになるのだから(いささか厳しめの評価だとは言え)Amazonのレビュアーの意見も分からなくもない。

プログラムの問題なのかどうなのかは分からないが、本当に損しているなと感じるところだ。

本作はPS4proにも対応しており、PS4proだと綺麗な画像で楽しめるそうだ。PS4proは4Kにも対応しているため、4K対応テレビで見るとドット潰れも解消されていそうである。むしろPS4proでキレイに見えるようにアジャストしたのかな、とすら邪推してしまう。
同じくPS4proだと画像がキレイになるRIDE2やORIZON ZERO DOWNは、ノーマルのPS4で遊んでも十分キレイである。この違いは一体なんだろうか。

Amazonレビューでも映像の粗さが指摘されている以上、開発側としても対処せざるを得なくなると思われる。いずれのバージョンアップで、ノーマルのPS4でもキレイなゲーム画面で遊べるようになることを期待する。

 


他にもオンラインのマッチングしなさや細かい問題点もあるが、オフラインでも十分遊べるので今のところグラフィック以外に問題はない。少なくともストリートファイターVを買った時のようなガッカリ感はなく(ファンの方ごめんなさい)いつまでも遊んでいたい気持ちになれるので、少々お高めの価格ながらコストパフォーマンスは優れているかと思う。

PC版なら(マシンスペックにもよるが)PS4版よりも美しいグラフィックが楽しめるということなので、PS4proを買う予定がなく、ハイスペックなゲーミングPCを持っているならPC版の方がいいかもしれない。

なんにせよ、ストリートファイターⅣ以来、久々に没頭できる格闘ゲームが手に入った。とりあえずは、フェン・ウェイのリハビリとアリサをめいでながら、オンラインが快適になるまで腕を磨くつもりだ。

ところで団長から借りたRAP、シューティング用にガイドカバー改造されていたので、格闘ゲーム遊びづらいんですが…。

改造の詳細はこちら。

(文/赤蟹)

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赤蟹

スベスベマンジュウガニ並みに猛毒を吐きまくる赤い蟹の人。「てらどらいぶ」の裏ボス。サイト管理とコーディング、デザインなどを担当。文章を短くできないのが悩み。

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