あなたのサービスにふさわしいWebサイト制作を請け負います。制作は実績豊かなデザイナー、ディレクターが担当。ハイクオリティなWebページをお届けします。

外務省子供向けサイト
キッズ外務省「Sport for tomorrow」の企画プロデュース、および各シナリオの制作を行いました。
Web制作などデジタルを中心に、キャラクター制作など面白いことも行っています。
システムやアプリのUI/UXを設計します。経験と知識が豊富なメンバーであなたのサービスを分かりやすく親しみやすく設計します。
ゲームやコミックの原作、Webコンテンツ制作の実績があります。コンテンツ案の企画段階から携わりますので、お気軽にご相談ください。
てらどらいぶの領域はデジタルだけではありません。芸能人・著名人のリアルイベントもプロデュースしています。またARを使った先進的なイベントも企画中です。
てらどらいぶで関わった事業の、ほんのちょっとをお見せします。
キッズ外務省「Sport for tomorrow」の企画プロデュース、および各シナリオの制作を行いました。
HR関連の業務用システムのUIを利便性と親しみやすさの両立を目指して設計しました。
著名人をモチーフにしたキャラクターグッズの企画販売を行っています。もちろん、公認グッズです。
てらどらいぶな日々を写真と文章で紹介します。
表題の通りですが、初級SNSマネージャー試験に合格しました。
SNSマネージャーは、ウェブ解析士協会が認定する、SNS運用に関する知識やスキルの習得を証明する民間資格となります。
すでにTwitter歴12年弱、Facebook歴も10年ほどの私。それなりにSNSのことは詳しいつもりではありますが、その知識やスキルを証明する手段がないので、今回初級SNSマネージャー講座(試験)を受けるに至りました。
きっかけは、某広告代理店よりSNS戦略に詳しい人を紹介してほしいとの相談を受けた際、自分の実績を話した上で営業した際、相手もSNSプロモーションを始めWeb展開についてあまり詳しい方ではなく、あれこれ説明したもののいまいち信用されなかったためです。
当然ですが、個人の権限で自由に投稿できるアカウント以外の運用をしている証明は難しいのです。勝手にその場からクライアントに許可を得ていない投稿はできないですし。
特にSNSの運用が今ひとつ分かっていない方、特にアナログに軸足を置いている広告代理店の方などには説明が難しいところがあります。専門用語なども分からないですし、その方自身がSNSに興味がないとなるとどうにもなりません。
今回の資格取得は、そのような方向けの説明を容易にし、営業の効率化を図る目的がありました。
もっとも、「初級」では大した自慢にもなりません。最終的には上級SNSマネージャーの資格を取得する予定なのですが、そのためにはまず初級SNSマネージャーの資格を得ないといけません。
一足飛びに上級SNSマネージャーになれないため、まずは初級…という段階です。年内の早い段階で、上級に上がる予定ですので、ただいまさらなる勉強中です。
初級SNSマネージャー講座に申し込むと、約400Pに及ぶテキスト(PDF)が送られてきます。
このテキストだけでも情報量が凄まじく、しかもSNSがよく分かっていない方向けに書かれているので、例えばInstagramだけしか詳しくない方でも、読めば他の主たるSNSの情報や運用方法等が学べます。
講座から試験までは10日ほどの猶予があるのですが、またテキストを読み切れていないので、これからさらに読み込んでいきます。
もちろん、SNSマネージャーの資格がなくてもSNSの運用は誰でもできるのですが、一つの指標として信用できるものですし、目標があると勉強も捗るので、いい機会になるのでは?と思っております。
上級SNSマネージャーの資格を取得した際は、またお知らせいたします。
最近のSNSプロモーションは、キャンペーンやインスタントウィンなど、フラッシュ的な誘客手法が主となっています。
しかし、プレゼント目的でフォローしたフォロワーが、その後もフォロー企業の投稿を関心持って見るでしょうか?
プレゼント企画でフォロワーを集める方法が無駄とは言いませんが、最近はフォロワー増加数だけをKPIに定めているのか、キャンペーン後は投稿を怠り、フォロワーを「楽しませない」大手企業アカウントも多く見られます。
なぜSNSを使ってプロモーションを行うのか、目的自体がブレているとこのような状況になりがちです。個人のインフルエンサーならさておき、企業アカウントはフォロワー数の増加はKGIにはなりません。
このあたりも含めて、てらどらいぶでは地金を鍛えてSNS力(ちから)を高め、認知と売上の向上につながるSNS運営をお手伝いします。
「SNSプロモーションに挑戦したいけど、キャンペーンをするお金もないし…」という方向けの低予算プランのご相談にも乗りますので、お問い合わせはお気軽に。
ご相談のお問い合わせはこちらからどうぞ。
先程Twitterを見ていて、最近CMでもおなじみのベンチャー企業の人事部の人が、採用面接に来た人をバカにするような発言をしていて、大変モヤッとした気持ちになりました。
面接に来たということは、自社に少なからず興味を持ってくれたこと。一般消費者よりも自社に親しい気持ちを持っている人間に対し、面接に来てくれたお礼を言うならともかく、バカにする発言をするとは。
その会社を受け、今後をお祈りされてしまった人は、そのツイートを見てどう思うでしょうね。
その程度のことも頭が回らず、まるで己の「人の審美眼」を誇るような発言をしてしまうことに、人間性の幼さを感じてしまいました。
IT系の若者がイキるというか、自身に大して果てしない有能感を持つのは理由があります。
一つは先進的な成長産業にいること、一つは社会人としての経験が少なく視野が狭いことです。
個人的には一口にITと言っても、Windows95発売やIT革命と騒がれてからもう20余年も経っているので、どれもこれも先進的とはいい難いと思っているのですが(しかも組み込みやシステム構築を含めたらその比ではない)、やはりITはどの分野の仕事よりも新しいという見方がされます。
それは事実でしょうし、同時にIT企業で働く人のアイデンティティになっているとも思われます。
しかし一方で陳腐化が進んでいることも事実であり、働く部署の人によっては他社企業と大きく変わらないものもあります。
例えば、人事部などがそうです。
もちろん、その会社の理念や業務をする上で必要なスキルがあり、求める人物像は各企業とも違うでしょうし、給料体系や昇進基準も各社違うので、一様に同じ仕事をしているとはいい難いでしょうが、ヒューマンリソースの業務に関わるという基本的な仕事はそれほど変わらないはずです。
でも、IT業界という先進的な業界にいることで万能感が炸裂してしまい、SNSで言わなくてもいいことをイキって言ってしまうのです。
少なくとも人事は会社のコアを司る業務であり、経理部について秘匿すべき情報を握っている部署でもあります。社員や応募者の個人情報を多く扱っています部署でもありますし。
その人事に携わる人間が、軽率に面接を受けに来た人を小馬鹿にしてみたり、面接に受けに来た変わった人をべらべらと面白おかしくしゃべる現状はどうでしょうか。
少なくとも私は、そんな会社に対する信用はもてません。人事の人間からしてこれなのだから、何をしゃべるか分からないという警戒感が先にきてしまいます。
しかし、自分の優秀さをアピールし、承認の共感を得たいがために、彼らは下手をすれば信用に関わる発言をペロっと言ってしまうのです。
でも、これを責めるのは酷だなとは個人的に思うところもあります。
それが2つ目の理由につながるのですが、このような軽率な行動に走らせる万能感の源泉というものは、単にその人の経験の無さからくるものです。
若者が怖いもの知らずなのは、自分よりも強い相手を知らないか、その強者が甘やかしてくれたかのいずれかです。
社会の恐ろしさと人材や才能の厚みを思い知り、自分の分をわきまえるのは、若いうちでは難しいことです。
特に新卒で大手企業に就職し、成功体験を重ね続けてきた人にはより難しいでしょう。
成功体験は本当に大切なものですが、同時に仕事における挫折というか、限界を知ることはより大切なことです。
限界を知ることで、それを乗り越えるために激しい努力をし、学び、あがき、スキルと実力を身に着けて限界の壁をよじ登る。この体験を繰り返していかなければ、本当の意味での成長はありません。
SNSなどでよく見かける「学び」や「気づき」という言葉が私は嫌いなのです。
これらの言葉を多用する人たちの共通点として、日常生活にある何かに気づいて、学んだ気になり、成長した気になっていることが挙げられます。
しかし、そんな気づきは学びにはならないのです。本当の学びは、死ぬほど本を読み、試行錯誤し、泥臭い努力の中で掴み取るものだと私は思います。
スマートに気づきを学びに変え、スキルや実績に転換できる人も中にはいますが、そんな天才は一握りです。一般人の我々は、気づいたとしたら、そこから派生する様々な要素に知的好奇心を働かせ、徹底的に分析し、本当の学びに変える必要があるのです。
…と、かっこいい事を言ってみたものの、この必要性に実感したのは、実はここ数年の話です。
元より読書は好きですし、好奇心が強い方だったので、学んだり調べたりは常日頃やってはいましたが、数年前の私も日常生活の気づき一つで学んだ気になってた「意識高い系」の一人でした。
当時の私は、自分では多くの経験を積み、いくつもの成功体験を重ね、展望もあるつもりでいましたが、あることがきっかけで様々な事を学び、その頃の自分がいかに無学で根拠のない自信にあふれていたのかということを思い知りました。
その時思ったのが、「自分には単純に経験や挫折が足りなかった」ということでした。
それから一層の勉強を重ね、様々なことに思いを巡らせ、自分の思考に落とし込むまで考え抜くことを自らに課すようになりました。
同時に、上記のようなIT系でイキる若者を見ると過去の自分を見ているようで、彼らがなぜあのような万能感あふれる軽率な発言をするのか、それこそ手にとるように分かってしまうんですよね。
仕方ないのです。
20代の若者と40代のおじさんでは、人生経験の長さも違うし体験の量も当然差があります。20代では経験しきれないものを、40代のおじさんは持っている。長く生きているのだから当たり前です。
なので40代のおじさんは、彼らを笑うのではなく、若者がよりよい人生を送れるように手を差し伸べたりしてあげるべきなのかもしれないと、最近は思うようになりました。
自分としては、この社会経験や知識を若者のために使える機会があればな、といつも思っています。
時折Youtubeで、この手の仕事の話もしているので、興味があったら聞きにきてください。
余談ですが、時折「あの時苦難を味わうことのなかった自分」の延長上にいるような同年代の人に会うことがあります。40代後半になってもイキり倒して周囲を小馬鹿にした発言をするおじさんなのですが、こういう人を見て思うのは「自分はこうならなくてよかった」というその一言です。
若いうちの失敗はいくらやっても取り返しがつきます。どんどん痛い目見てください。でないと、40過ぎてこういう「痛いおじさん」になりますからね(笑)
昨日の読売新聞オンラインで、サブスク解約についてのニュースが掲載されていました。
サブスク「契約は容易なのに解約は困難」…解約方法の分かりやすい表示、努力義務に(読売新聞)
最近のサブスクブームに伴い、解約や退会に関するトラブルが増えてきたことを受けて、ついに政府が動き出したという形です。
でも、かつて携帯キャリアの「公式サイト」に携わってた私からすれば、それこそ「10年遅い」と言わざるを得ない話でもあります。
すでに「今は昔」の話なので、公式サイトとは何か説明しますと、携帯電話でネットをする場合、キャリアが提供するポータルサイトがホームページとして表示される仕組みでした。
このポータルサイトに掲載されるには、各キャリアから公式サイトとして承認を得る必要がありました。また、キャリア決済で月額利用料やコンテンツ販売ができるのも公式サイトのみでしたので、携帯電話でインターネットビジネスをするには公式サイト承認がマストであり、そのために各事業者はキャリアからの苛烈な要望に応え、なんとか承認をいただくという大変な時代があったのです。
実は私は、楽天の前にはゲーム会社に勤めていまして、携帯電話向けのゲームサイトを運営に携わっていたこともありました。楽天時代もモバイル事業だったので、10年以上この「キャリア公式サイト」のビジネスに従事していたことになります。
さて、この公式サイトはほとんどが月額制という、今のサブスクと変わらない収益モデルを採用していました。ゲームサイトの場合、月300円で遊び放題とか、着メロサイト(なんだか懐かしいですね)なら月300円で取り放題などです。
月額制でユーザーを集めるには、当然毎月それだけのお金を払ってもいいと思えるようなコンテンツを確保しないといけないので、一見売り切りよりも収益性が低くなるように思えます。
しかしこの月額制は、「入会したままサイトも利用せず、そのまま解約を忘れるユーザー」、業界用語では眠り会員と呼ばれるユーザーが集まると、安定して収益を出せるという大きなメリットがありました。
そのため、各サービスはいかにこの眠り会員を集めるかに躍起になっていました。キャリアに下げたくもない頭をさげ、大きな広告費を投じて集めたユーザーに逃げられてはたまらないので、各サービスは「(退会することに気づいたユーザーを)いかに解約を困難にするか」という方法に血道をあげていました。
解約するためのリンクがなかなか見つからないのは当たり前、ようやく見つけた解約リンクを叩いてみれば、何度もループする複雑な遷移を乗り越え、いくつもの長文のアンケートを書かないと退会できない仕組みが待ち構えていました。
このような極悪な解約防止策は当然ユーザーからの不満を買いましたが、公式サイトを公認するキャリアにしても、公式サイトの売上からあがりを徴収できるビジネスモデルであったため、積極的な規制に動くことはありませんでした。
こうして「入るは簡単だけど出るのが難しい」と、アメリカの大学みたいな公式サイトが乱立したわけですが、太平洋を渡ってきた黒船たるiPhoneが発売されると、これまでこの世の春を謳歌していた携帯電話はガラケーなどと呼ばれるようになり、ガラケーを作っていた家電メーカーは携帯電話開発から次々と撤退し、公式サイトも消え去ることとなりました。
当たり前のことですが、誰もがこの阿漕な公式サイトのやり方に、少なからず不満を持っていたのでしょう。
こうして平和な時代が10年ほど続いたころ、再度黒船の来週により「サブスク」なる概念が持ち込まれ、かつての悪しき「退会できない」サービスの時代が再来することになってしまいました。
そこで今回の努力義務となったわけですが、長らくこの手のサブスクビジネスをやってきた身からすれば、今更退会をしづらいようにすることそのものがナンセンスだと思うのです。
ガラケー時代とは違い、今はSNSがあります。意地悪な退会手段を使うサイトは、その不快感を容易にネットで晒される時代です。一人の客を逃したくないために妨害に妨害に重ねた結果、数千人の人間に悪辣な手段を暴露されるというリスクがあるわけで、悪事千里を走るではありませんが、たかが退会の方法一つで多くの潜在ユーザーを失う結果になりかねません。
特に日本人は保守的で慎重なので、特に高額なサービスほど事前情報をできるだけ集め、慎重に入会を検討します。そこで「退会しづらい」というケチがつけば、それだけで客を逃す危険があるのです。
実際、私が所属していた会社では、ユーザーサポートの電話の多くが「退会できない」というクレームと退会方法を尋ねるものでした。
これは、当時勤めてた会社の社長が「退会方法が分からなければ、ユーザーは退会しない。退会リンクを隠せ。なんならなくしてもいい」と平然と言ってたくらいなので、このようなクレームが絶えなかったのです。
社員のほとんどが、その社長の方針に不快感を抱いてたわけですが、中の人間でもそうなら、ユーザーはなおさら不快に思うわけです。その頃はようやくTwitterが日本に上陸し、アーリーアダプターのおもちゃになっていた時代なので、その不快感がシェアされることはありませんでした。
しかし今は下手にバズればメディアに取り上げられたりして大きく拡散してしまうリスクすらあります。
そんな中で、退会リンクを隠す、リンク先でも様々な妨害を行うなどやるのは下策に過ぎないのです。
せいぜい、今後のサービス運用の参考として、退会理由などをラジオボタンで選択させるにとどめ、気持ちよく送り出したほうが、次の再利用を促せるかもしれません。
サブスクブームになって、公式サイト時代の夢よもう一度、と思っている事業者もいるかもしれません。しかし、今は有料サービスばかりではなく、基本無料で質の高いサービスを提供する事業者も多いです。
キャリアに守られ、護送船団で好き放題ユーザーの退会を妨害できた時代とは違うのです。価値観をアップデートできなければ、今後は生き残ることは難しいのではないでしょうか?
ネットビジネスを取り巻く状況として、今はいい意味でユーザーがわがままになっています。
質の低いビジネスは駆逐されますし、どれだけ良いサービスを提供しても、退会フォーム一つでケチがつき、そこからほころびが生じることもあります。
一つのサービスで不快感を持ったユーザーが、その会社のサービス全てにヘイトを持つということも少なくありません。
神は細部に宿るといいます。
そして退会フォームは細部と言うほど、小さな部分ではありません。辞めるユーザーにも最後に最高のもてなしを行い、会社全体の評判を高めるということも、大切なのでしょうか?