【3回目】藤子・F・不二雄ミュージアムの「ジャイアンフェア」に行ってきた
三回目の藤子・F・不二雄ミュージアム、行ってまいりました。
お目当ては5/31から開催されている「ジャイアンフェア」です。
※ジャイアンフェアとは?
6月15日は“ジャイアン”こと剛田武の誕生日です。
“ジャイアン”の誕生月を祝い、「ジャイアンフェア2017 GIAN CAFE」を開催します。
今年はミュージアムからの誕生日プレゼントとして、ジャイアンがカフェの店長に就任!
カフェの店長・ジャイアンをイメージしたオリジナルグッズやメニューが登場します。ジャイアンが満足するボリューム満点メニューをはじめ、特徴的な“ギザギザ模様”をあしらったメニューが登場。
ジャイアンの愛する妹・ジャイ子ちゃんをデザインした女性向けメニューも!
要するに、ジャイアンの誕生パーティ…みたいなものです。
2月にパーマン(パー子)目当てに藤子・F・不二雄ミュージアムを訪れた時には、ジャイアンなんて全然興味なかったのですが、その後AmazonビデオでF先生作品を視ているうちに原点回帰。今では毎週ドラえもんを録画するまでになりました。
そんな私にとってジャイアンはまさに心の友…とまではいかないまでも、気になるキャラクターなのであります。いい意味でネタ度も高いですし、T・Pぼんは読み終わってないですし…ということで、行ってみることに。
当日(6/19)は非常に暑い日でした。
いつもは宿河原から歩いていくのですが、アスファルトの熱で足がむわっとするくらいの陽気。まだ6月なのに太陽が眩しい。
仕方なく、登戸からバスに乗ることにしました。
「ドラえもんの歌」の発車メロディを背に南武線を降車。
いつもは暗くなってから来ていた登戸駅。こんなドラミちゃんのブロンズ像があったことを初めて知りました。かわいい。
そしてバス乗り場に待っていたバスは…パーマンだ!
うわぁ。パーマンのバスを見るのは今回が初めて。登戸、初めてづくしです。
車体側面には1号、ブービー、パーやんが。
降車専用ドアにはパー子とT・Pぼんのぼんとユミ子が描かれています。でもこれ、ドアが開くとパー子が消えてしまうんですよね…。
リアエンドにはバードマン。パーマンたちを見守っているのでしょうね、きっと。
つり革もパーマン仕様です。
降車ボタンもパーマン仕様。
シートもバッジとコピーロボットがあしらわれたパーマン仕様でした。
そしてミュージアムに到着。いつものようにガイダンスを受け、チケットと引き替えにおはなしデンワとFシアターの切符(硬券)を貰います。
企画展は前回同様に「ドラえもん名作原画展 ミュージアムセレクション」。常設展示の方は、壁にかかったパーマンのカラー原稿が変わったりと、数枚の原稿が入れ替わっていました。
企画展では、当然のように影とりプロジェクターの生原稿をたっぷり堪能しました。
その後、きれいなジャイアンを浮上させたり、前回お客さんが多数いたため、撮影できなかったF先生のブロンズ像も激写したりと。ここまででだいたい30分ほどかかりました。
さらに読みかけだったT・Pぼんの二巻を読みおえた後、いよいよジャイアンカフェへ!
ジャイアン特別メニューは以下の6つ
- ジャイアントハンバーガー
- ジャイ子チキンカツbowl
- ジャイアンげんこつラーメン
- ブリオッシュ・剛田・ジェラート
- カフェ・俺
- ジャイアン俺様ドリンク
どのメニューも「ジャイアンオレンジ」をイメージしたカラーリングでまとめられています。
今回も16時の入場だったのですが、お昼ご飯は食べてきましたし、まだ夕飯には早いということでデザートのブリオッシュ・剛田・ジェラートとジャイアン俺様ドリンクをチョイス。ウェイトレスのお姉さんが「ブリオッシュ・剛田・ジェラートとジャイアン俺様ドリンク、以上でよろしいですね」とマジメな顔で言ってきたので、思わず笑いそうになってしまいました。
俺様ドリンクは、オレンジ、レモン、サクランボ、マンゴーで「オ・レ・サ・マ」なドリンク。マンゴーの甘みと柑橘系のさわやかさが合わさって最強に見えるドリンクです。それにしてもストローのジャイアン、まったくもてなす気がない表情ですな…。
ビジュアルイメージはもちろんジャイアンのシャツ。黒いギザギザはチョコレートです。
ブリオッシュ・剛田・ジェラートはあまいブリオッシュに甘いバニラアイスがサンドされた甘々なデザート。
フォークとナイフがついてますが、キレイに切るにはナイフスキルがもとめられます。お箸の国の人である私には難易度高かったです…。
お好みでフルーツとナッツをトッピングとありましたが、ますます切りづらくなりそうなので、別々で食べてしまいました。
今回の戦利品はこちら。
ジャイアンフェスタで使いすぎてしまったので軍資金が足りなくなり、はこめも一つ買うのがやっとでござった。
それにしても今更ですが、藤子・F・不二雄ミュージアムのヴィジュアル・アイデンティティ(VI)ってすごいですね。
6月ということで、案内係のお姉さんたちの制服も夏服になっていました。これまでのブラウン系の制服から白いシャツに様変わりしていました。
初めて行った時から、藤子・F・不二雄ミュージアムは白い原稿用紙に描かれた漫画そのもののイメージがありましたが、お姉さんたちが白くなったおかげで、ますますそのイメージが強くなりました。
経路案内のタイルですら、このようなマンガのコマのようです。このVI統一感はすごいなぁ…と、ちょっとだけ広告業界にいた私は思ってしまうわけです。
行くたびに驚きがある藤子・F・不二雄ミュージアム。毎回2時間の持ち時間一杯まで楽しんでしまいます。それでもまだまだ遊び足りないのですが…。T・Pぼんもまだ読破してないですし…。
7月からの企画展はコロコロコミックとドラえもんの40周年記念展だそうです。また9月に開館五周年を迎えるとのことで、こちらもまたなにかイベントがありそうですね!
次回の訪館が楽しみです!
(文/赤蟹)