「君の名は。」と「氷菓」の聖地巡礼しに飛騨へ(1日目)

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今年一月のテレビ初放送以来、ずっと君の名は。にハマっているわけですが、須賀神社への聖地巡礼で気持ちがおさまらず、「そうだ、飛騨に行こう」などと思い立ちまして、1/23の記事で計画したとおり、1月30日から2月1日にかけて飛騨北陸へと旅してきました。

…って、もう一ヶ月近く前の話になってしまいましたね(汗)。さぼっていてすいません…。

そんなわけで、蟹の飛騨への聖地巡礼レポートです。

飛騨は「君の名は。」の聖地である飛騨市の他にも、「氷菓」の聖地である高山市があります。両市は「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)」にも選出されています。
金沢は聖地巡礼ではないのですが(強いていえば、氷菓と同じく米澤穂信の作品「ボトルネック」の舞台なのですが)、雪の兼六園が見たいということで、ついでに寄ることにしました。ついでで寄るほど近くはないのですけど。

私は両作品ともファンなので、どちらもしっかり楽しんでこようと思い、以下のような旅行計画をたてました。

1日目:東京~名古屋~岐阜~高山
東京から名古屋まで新幹線。昼食は名古屋で山本屋の味噌煮込みうどんを食べる。
昼食後は東海道本線で岐阜に移動。岐阜城見学。
見学が終わったら高山本線のワイドビューひだ(特急)で高山の温泉ホテルへ移動。ホテルのディナーで飛騨牛づくし。

2日目:高山~聖地巡礼~金沢
高山市内観光の後、高山ラーメンでお昼ご飯。
ラーメンを食した後に飛騨古川にて聖地巡礼。
聖地巡礼後はワイドビューひだ(特急)にて富山へ、その後、あいの風とやま鉄道に乗って金沢へ。
ホテル到着後、香林坊で夕食と観光。

3日目:金沢~東京
ホテルでの朝食後、金沢城と兼六園へ。
お昼は金沢カレー。
金沢を満喫後、北陸新幹線に乗って帰京。

交通計画を優先して旅のスケジュールを組み立て、グーグルカレンダーに登録しました。
バスや徒歩など、電車以外の移動時間が分からないため、予定には余裕をもって行動することにしました。

電車移動は、富山~金沢の「あいの風とやま鉄道」「IRいしかわ鉄道」以外は特急と新幹線を使うために指定席をとりました。

せっかく指定席取っているのに、電車に乗れなかったら目も当てられませんからね…

そんなわけで、初日です。

1日目の朝。まずは東京駅からのぞみに乗って、名古屋を目指します。のぞみに乗るのは初めて。東海道新幹線は、三島より西には行ったことがありません。

東京駅はいい天気だったのですが、伊豆半島を越えたあたりから曇り始めてしまい、せっかく北側の席を取ったのに、富士山を見ることはできませんでした。残念!

11時前に名古屋に到着。蟹、人生初名古屋です。
オレンジ色のラインが描かれた駅名標が新鮮! というか初めて見た!!(興奮してる)

名古屋では最初のミッション「昼食は名古屋で山本屋の味噌煮込みうどんを食べる。」があります。

名古屋事情をまったく知らない私。山本屋本店の存在は、名古屋のフォロワーさんに教えてもらいました。名古屋の人がおいしく食べているということは、よほど美味しいのでしょう。うん、そうに違いない。

そんなわけで、新幹線改札そばの地下街、エスカの山本屋本店に入ることにしました。

頼んだのは名古屋コーチン入り味噌煮込みうどん。なんと2100円!!! ランチのお値段じゃない!!
普通の味噌煮込みうどんが1000円弱だったので、コーチンがきっと高いのでしょう。コーチンが!

たまごを抜いたり、堅めにしてもらったりできるそうですが、黄身の有無が味にどう関係するのか、まったく想像がつかないので、カスタマイズはなしの方向でオーダー。

やってきました。2100円(しつこい)の味噌煮込みうどんが!
土鍋の中はマグマのごとくグツグツ煮立ってます。美味しそうだけど熱そう。このまま食べたら口の中火傷するかも。

この猫舌キラーとどう戦えばいいのか。見れば、前の席の人が、土鍋の蓋にうどんを載せてふーふーしています。なるほど、蓋の上で冷ますのか。私もマネしてふーふー。うん、食べられる温度まで冷ませました。

味噌煮込みうどんといえば、味噌味が濃厚で汁もねっとりとしていて、うどんは汁を吸ってねろねろになっているものと想像していました。が、山本屋本店の味噌煮込みうどんは全く違っていました。

まずは汁。しっかりと味噌の味はしますが、どちらかといえばさわやかで味噌の味にしつこさがありません。
そしてうどん。腰の強い、太くて堅いうどんでした。どれだけ煮込んでも腰を失わないぞという強い意志が感じられる太麺です。ねろねろになる気配、まったくなしっ!

予想とはまったく別モノのうどんが出てきて動揺が隠せない私。それに追い打ちをかけるように、名古屋コーチンは申し訳程度に入ってただけ(涙)。高いのかな、名古屋コーチンって…(よくわかってない)。いやまあ、ぷりぷりして美味しかったですけど。

美味しかったですけど、ねろねろになったうどんが食べたかったな…などと思いつつ、山本屋本店を後にしました。

次は、東海道線に乗って岐阜へと向かいます。

途中、高山本線ホームへの階段を発見。この階段、「君の名は。」でも、瀧くんがのんびり歩いている司と奥寺先輩をせかしてましたね。

ようやく聖地巡礼らしくなってきました。

本当は映画のアングルと同じく、あおりで撮りたかったのですが、電車の時間が迫っていたのでそのままカシャ。私の身長の高さが分かる写真となってしまいました(照)。

名古屋から岐阜駅までは快速で約20分。思ったより近い印象です。

岐阜では、「岐阜城見学」というミッションが。
着替えなどが入ったリュックなどの大きな荷物をコインロッカーに預け、カメラバッグだけを持って岐阜の街に躍り出ます。

岐阜駅から岐阜城まではバスで移動します。乗車するバス停は、岐阜バスのHPであらかじめ確認。便利な時代になりました。

岐阜城には、岐阜公園歴史博物館前というバス停で降ります。

バス停に降りると岐阜城が見えるのですが…

岐阜城、めっちゃ山の上じゃん!

この高さを見ただけで攻める気がなくなりますね。鎧着込んであそこまで登るんですよ。うんざりしますよね。岐阜城、地の利を生かしすぎです。

岐阜公園の滞在時間は移動時間込みで3時間。そんなに長い時間、山の上にいても仕方なさそうなので、まずは麓の岐阜市歴史博物館にまず行ってみることにしました。

このとき、私は知りませんでした。この見込みの甘さが、後に自分の首をしめることになろうとは…。

一階は戦時中~昭和中期までの岐阜市民の生活風景を紹介する展示。写真は戦前の教科書です。軍艦の紙ジオラマが教材としてついていて、兵器に親しみ愛国心を鍛える内容になっています。

展示室には再現性の高い駄菓子屋コーナーがあったり、紙芝居の実演などもやっていました。

通路にはダイハツの三輪トラックが。まんまAlwaysな世界ですね。

当日は近くの小学校の社会科見学があったようで、デジタルネイティブなキッズたちが、アナログな展示物にはりついていました。彼らにとっては祖父母の時代の生活。遠い過去の世界ですよね。私? 私はさすがにこの時代には生きてませんよ??(ぎりぎり駄菓子屋はありましたがw)

昭和の世界を脱し、二階にあがると、いよいよお待ちかね、岐阜市の歴史が凝縮された展示エリアとなります。

が、この小和田哲男さんの等身大POPより先は撮影禁止!

二階の展示は、縄文時代から近代までの各時代の出土品の展示や、各時代ごとのトピック、美濃で起きた事件の紹介などがされていました。さすがに岐阜城の下、信長ゆかりの地域だけに、戦国期の展示や紹介などは気合いが入っていましたが(岐阜城の大型ジオラマなどがありました)、他の時代も興味深い出土品や紹介がされていて、とても興味深く楽しめました。

そう、楽しかったのです。この博物館。ホントに楽しかったんです…。

あまりにも楽しすぎて、気がついたら岐阜公園での滞在可能時間が、残り1時間を切ってました!

急いでロープウェー乗り場へ。
時刻表を見ると、きっちり15分間隔で運行されています(ロープウェーなので上りも下りも同じ時間で運行しています)。

この時点で時計の針は15時を過ぎてました。早くても15:15のロープウェーしかありません。
そして高山行きの特急ひだの出発時間は16:06。時間感が分からないので、ギリギリに移動するのは危険です。となると、15:30のロープウェーで降りてこなければなりません。

つまり、岐阜城・金華山の山頂ににいられる時間はたったの15分!
バカバカ! 博物館に2時間もいた私のバカ!

ロープウェーに乗って山頂へ。

ダッシュで岐阜城の天守閣へ。
雪がちらつく寒空の下、なぜか汗をかきながら山道を走ってた私です(涙)。

天守閣は有料(200円)。入る時間もなかったので、外から眺めてそのままUターン。ホント、なにしに来たのでしょうね…。岐阜城が目的ではなかったのか、私。

残された時間が少ない中、ロープウェー近くの展望台に上って名古屋方面を眺めました。
よーく見ると、名古屋のセントラルタワーズが見えます(左の方)。

街から白い煙がもやもや出ているように見えるのは、雲から降っている雪ですね。岐阜についた頃には青空が見えていたのですが、この三時間ほどで天気が崩れてしまいました。

ロープウェーで降りて、バス停に向かい、そして岐阜駅へ。岐阜城には、もう一度こなければなるまいとリベンジを誓い、岐阜駅行きのバスへと乗り込みました。

 

高山までは、特急ワイドビューひだに乗って向かいます。瀧くんたちが三葉に会いにいく時に乗ったひだと一緒ですね。車内も「君の名は。」とまんま一緒でした(当然なのですが…)。

特急ひだは、現代に残る数少ないエル特急。しかも高山本線は非電化なので、ディーゼル機関車です。なんだろう、なにもかもが懐かしいカンジです。

この特急ひだは、名古屋発高山行き。岐阜駅までは東海道本線の線路を使い、岐阜駅でスイッチバックして高山本線に入ります。通路を挟んだ隣には、名古屋から乗ってきた外国人の夫婦が乗っていたのですが、電車が逆側に走り出したので、「え、戻ってない!?」とすごくビックリしていました(笑)。

岐阜では雪がちらついていましたが、鵜沼に着く頃にはすっかり晴れてました。カタワレ時感ある空の風景。

高山本線は飛騨川に沿って走っているので、渓谷沿いをトンネルと橋を繰り返す、なかなか見応えのある車窓風景が楽しめました。

岐阜から電車に揺られること約二時間。ようやく高山駅に到着。同じ県内なのに、これほど時間がかかったことに驚きますが、鈍行だとさらに一時間かかるそうで、つくづく飛騨って遠いなぁと思った次第です。三葉、よく一日で東京往復できたなぁ…これが若さか…

時計は六時を過ぎて外は夕闇。路面は雪を被っていましたが、空には月が見えました。ザクザク雪を踏み分けながら、旅館を目指します。

一日目のお宿は、飛騨牛専門旅館 清龍

飛騨まで来たのだから、飛騨牛は外せないよね!
…ということで、このお宿を選びました。

夕食のない宿で、街中に繰り出して食べても良かったのでしょうが、店を探すのも面倒だったし、楽天トラベルに掲載されていた料理の写真が美味しそうだったので、ここに決めました。うん、写真大事!

で、その気になるお料理ですが…

ドン!

めっちゃ美味しそう!

飛騨牛料理はしゃぶしゃぶ、網焼き、ローストビーフに牛まん!
牛以外の小鉢料理も、とても美味しそう!

牛まんは、こんな小さな蒸籠に入ってきました。かわいい!

生まれて初めて飛騨牛なるものを食べましたが、こんなに美味しい牛肉食べたことないと思えるくらい美味しかったです。サシが大理石のように入っているわけでもないのにジューシーで、しかも柔らかくて食べやすい。数年前に新宿で7,000円もするしゃぶしゃぶを食べたのですが、味は断然、飛騨牛の方が上です。

肉が美味しいのは当然なのですが、水もご飯も美味しいです。ご飯は岐阜産のコシヒカリ。甘みが凝縮されていて、ご飯だけでもお茶碗一杯は余裕で食べられそう。しかもそんなに美味しいご飯、なんとおかわり自由!

飛騨牛専門旅館は伊達ではありませんでした!

次に飛騨に来るときも、清龍に泊まろうと心に決めたのでありました!

 

お腹いっぱいになった後、部屋でぼんやりテレビを見ていたのですが、キー局の番組をそのまま流しているのか、飛騨まできたのに私の地元である赤羽のグルメ紹介番組を見るという謎な展開になりました。

岐阜には岐阜の、美味しい店があると思いますし、なんなら名古屋だっていいじゃないですか。なのによりによって、なぜ赤羽なのか。

まあ、番組制作の予算が切り詰められる中、手軽に視聴率を稼げる東京街角グルメが増えた結果なんでしょうけど…地方の人、こんな番組おもしろいと思うのかなぁと思ったり。

三葉もこんな番組ばかり見てたら、東京のカフェにあこがれちゃうのは仕方ないかも?(笑)

 

そんなこんなで、飛騨金沢の旅一日目は無事終了しました。岐阜城で大きな失態をしてしまいましたが、交通計画を含め予定通りに旅程をこなすことができました。

明日は高山観光、そしてついに、今回の大目的「君の名は。」の聖地飛騨古川へ向かいます。

次の記事はこちら

(文/赤蟹)


赤蟹

スベスベマンジュウガニ並みに猛毒を吐きまくる赤い蟹の人。「てらどらいぶ」の裏ボス。サイト管理とコーディング、デザインなどを担当。文章を短くできないのが悩み。