「君の名は。」と「氷菓」の聖地巡礼しに飛騨へ(2日目・飛騨古川編)

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高山での「氷菓(アニメ版)」の聖地巡礼を終え、12:01の電車に乗って飛騨古川へと向かいます。

これまでの旅行レポートは以下の通り。

今回はいよいよメインイベント、「君の名は。」の聖地、飛騨古川へと向かいます!

飛騨古川の聖地巡礼は、飛騨市公式観光サイトを参考にしています。


高山から飛騨古川までは、各駅停車で20分ほど。

ようやく主目的である、「君の名は。」の聖地、飛騨古川に到着しました。

ストーブが焚かれた駅舎に入ると、さっそくこやつがいました。
作中では着ぐるみでしたが、等身大…というほど大きくないパネルが立っていました。
このキャラクター(ゆるキャラ?)、名前はひだぐろと言うそうです。そのまんまですね(笑)

 

駅にはアニメの舞台(イメージ)の所在地が描かれた地図が置かれていました。

モノクロなのは、すでにカラー版は品切れになってしまったからでしょう。なにせ放映から一年以上たってますからね…。でも、私以外の方たちもこの地図を持っていったので、私のように周回遅れでハマった人も少なからずいるようです。よかった。

瀧くんたちがタクシードライバーに聞き込みをしていた、駅前のロータリーを抜け、駅の北側にある跨線橋を目指します。

北の跨線橋から駅を見下ろすと、作中に出てきたアングルで駅全体を撮ることができます。

この跨線橋の窓、やはり聖地化しているようで、その下にはこんな案内がありました。
ふきだしにこのような文言があるのは、作中では二番線にワイドビューひだが停まっていたからです。9:57にこの跨線橋に来ると、より作中の映像に近い写真が撮れるということですね。

ちょうど12:42のワイドビューひだが入ってくるみたいなので、しばらくこの跨線橋で待つことに。私の他にも何人か窓から駅を撮っていましたが、この案内には気づかないのか、もう少しで電車が来るというのに、待っていたのは私だけでした(笑)。

12:42のワイドビューひだが入ってきました。ホームも駅舎も雪に埋もれてしまって作中の絵とは全然違うカンジになってしまいましたが、これはこれでアリではないのでしょうか(と自画自賛)。

跨線橋での撮影を楽しんだ後は、次なる聖地、気多若宮神社を目指します。

飛騨市公式観光サイトには徒歩15分とあります。距離にして2kmくらいでしょうか。

飛騨古川駅の南の踏切から。跨線橋で撮ったひだがまだ停まっています。駅でゲットした地図を見ると、この踏切の道を真っ直ぐ歩いていけば、目的の神社までいけるようです。

案内の通り、道をまっすぐ歩きます。正面に見える緑色の山が神社のようです。
先ほどまで青空だったのに、曇り始めたと思ったら雪がパラパラと降り出してきました。山の天気は変わりやすい、ということでしょうか。

歩くこと15分。気多若宮神社に到着です。

司と奥寺先輩がけんけんぱをやっていた階段…なのですが、雪に埋もれてしまってどこが階段でどこが道やら…(笑)。

せっかくなので、雪を踏み分け本殿まで登ってきました。苔むした鳥居と雪のコントラストがいいカンジです。
まだまだ一月。新年の気分で、今年の幸運をお祈りしておきました。

一度駅に戻ってから、瀧くんたちが彗星災害を調べにきた古川図書館のモデルとなった、飛騨市図書館に向かいました。

館内での撮影は原則禁止ですが、スタッフさんに声をかけて、許可証をもらえばOKです。

で、瀧くんたちが本を広げていた場所(のモデル)になった席を撮ってきました。大きな窓で採光がよく、読書には最適な場所ですね。作中では夜中でしたけど。

ところで飛騨古川に点在する聖地のうち、人が集まりやすく巡礼にふさわしい場所となりそうなのは、飛騨古川駅かこの図書館だと思っていました。

特に図書館は、君の名は。の資料などを集めたり、巡礼者向けのコーナーなどが作りやすいかと思ったからです。図書館としてもウリとなるキラーコンテンツでしょうし、なんなら入口付近にドンとコーナー置いておいてもおかしくないはずです。

でも、目立つところには、君の名は。関連のものは置いてありません。随分淡泊だと思いつつ、館内をうろうろしていると…

あった! トイレの前に!!

書架の配置的に、もっとも裏側と言っても過言ではない位置に、それはひっそりと鎮座しておりました。

書棚には君の名は。関連の書籍がたくさん置いてありました。公式ビジュアルガイドや小説はもちろんの事、君の名は。に関する記事が一つでも載っている雑誌も(おそらく)全てアーカイブされているという気合いの入り方です。すごい。大学の卒論などで君の名は。をテーマにしたなら、たいていの情報はここで得られるのではないかと思うくらい、いや、むしろここに来なければならないと思えるくらいの充実ぶり。このコーナーを任された司書さんの信念を感じます。

また、巡礼に訪れた人たち向けのコミュニケーションノートも置かれていました。こちらも過去分も含めて相当な冊数が。過去分は綴じ紐でつづられて広辞苑みたいになっていました。
中には英語やハングル、繁体字や簡体字による記帳もあって、君の名は。の人気が国境を越えていることを物語っていました。なにしろ、都民だってくるのが大変な山地(失礼)まで来ているのですからね。気合いの入り方が違います。

などとしているうちに、電車の時間が迫ってきました。私もちょこっとメッセージを書いて、図書館を後にしました。

飛騨古川のホームに富山行きのワイドビューひだがやってきました。乗ってきたのとは違い、展望車タイプの車両です。ちなみに私は、高山本線に乗る前はこの展望車タイプが「ワイドビューひだ」だと思っていました。でも、展望車のないひだもワイドビューひだなんですね。ワイドビューというのは、客車の窓が広いという意味っぽいです。車両の違いで名前が変わらないのは、ちょっとふしぎなカンジです。

なお、ワイドビューひだは今となっては数少なくなったエル特急です。が、三月からエル特急ではなくなってしまうそうです。

私が子供の頃は「エル特急」がたくさん走っていました。そして「エル特急」という言葉には、特急ということもあって、電車好きにとってはちょっとした憧憬もありました。
そういえば最近聞かなくなったなと思っていたら、ひだを含めて三車種しかなくなっていたようです。エル特急という呼称が消えたのは、通常車両の高性能化などいろいろな理由があるみたいですが、なんにせよ時代の流れを感じずにはいられません。

そんな、かつての憧れだったエル特急の最終期に乗れたのは、ちょっとした幸運だったかもしれません。
なお、ひだ自身が廃止になるのではなく、三月からは普通の(?)特急になるようです。

雪深い飛騨の山々を抜けていく特急ひだ。高山市内を流れていた宮川、そして神通川沿いを走っているため、渓谷の雪景色がとても綺麗です。

途中、猪谷で車掌が交代。JR東海のエリアは終わり、ここからはJR西日本の車掌区となります。

猪谷を抜けると山はすくなくなり、やがて富山平野に入ります。ずっと山の中を走っていたせいもあって、遠くまで見渡せる平野の開放感はすがすがしいほど。

富山駅到着。ここからは第三セクターのあいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道を使って金沢を目指します。

…が、その第三セクターの乗り場が分からない(笑)。
仕方なく駅員さんに聞いたところ、かつての北陸本線のホームを使っているので改札を出ないで乗れるとか。発車時刻が迫っているので、切符は車内で買ってくださいと言われ、そのまま金沢行きのホームに駆け込みました。

JRの乗車券は、東京を起点に名古屋、岐阜、高山、富山、そして東京という円環状にしていました。富山から金沢までの切符はまた別口。帰りの金沢~富山間のJRの切符(北陸新幹線の乗車券)はあらかじめ買ってあるので、この第三セクター区間だけは別に求めないとなりませんでした。

しばらく乗っているとイケメンの車掌さんが検札に来ました。事情を話すと、高岡駅を過ぎたら発行しますとのこと。

車掌さんからもらった切符。手書きです。写真、ブレちゃってすいません。

電車に揺られること一時間。剥き出しのトラスがかっこいい金沢駅(もてなしドーム)に到着です。

金沢に到着したらホテルに直行。荷物を置いて、さっそく金沢グルメを楽しむべく街にくりだしました…が、外は大雨。今回の旅で初めて雨に降られました。

近江市場などのグルメスポットに行ってみたかったのですが、雨のために断念。駅前のお店で済ますことにしました。

金沢といえば、やっぱり魚! そしてのどぐろですよね!

金沢の夜はお寿司と決めていた私。これだけは絶対に外せません。

グーグルマップを見ると、駅前、駅ナカの商用施設にもお寿司屋がたくさん入っています。さすが金沢、北陸漁港の町の底力を感じます。

そんなよりどりみどりの中で選んだのは、ホテルの真ん前の建物(金沢フォーラス)に入っていたもりもり寿司。

いや、もりもり寿司なら春日部でも食べられるじゃん、とセルフツッコミをしながらも、お腹いっぱい食べてもホテルが近いからラクとか、もりもり寿司ならハズレはないなどとチキンな言い訳を自分にしながら、お店を目指します。

そして金沢駅前のもりもり寿司、えらい混んでいました。春日部店も混んでますが、その比ではありません。

駅前はホテルも多いので、大半はおそらく私のような観光客でしょう。外国人(主に中国人)の姿も多く見受けられました。というか、半数以上が中国人でした。

中国語が飛び交う店外で待つこと30分、ようやくお店に入れました。

じゃーん。これが金沢ののどぐろです(左の皿)。右は私が大好きなアジ。光り物、大好きなんですよね(笑)。

隣のカップルが「のどぐろって美味しいの」「分からない」と言いながらサーモンを食べていたのですが、金沢に来て、もりもり寿司に来て、のどぐろを食べないなんてもったいないですよね! サーモンなんて輸入物なんだから、どこで食べたって一緒なのに…(まあ、美味しいですけど)。

もりもり食べて金沢寿司を堪能したあとは、予定通りそのままホテルへ戻りました。
温泉につかった後は自室でのマッサージをお頼みました。部屋にお姉さんが来たので、きっと優しく揉んでくれるのかなと思ったら、ガチの指圧でボキボキにされました。

おかげで全身のこりがなくなりましたよ(笑)。

ハードな指圧のおかげか、その晩はぐっすりと眠ることができました。

次はいよいよ最終回。金沢観光です。もはや聖地巡礼関係ないんですねどね。せっかく行ったので、読んでくださいね。

(文/赤蟹)


赤蟹

スベスベマンジュウガニ並みに猛毒を吐きまくる赤い蟹の人。「てらどらいぶ」の裏ボス。サイト管理とコーディング、デザインなどを担当。文章を短くできないのが悩み。