これから北区を盛り上げていくWebサービスをやろうと考えておりまして、その一環として、スマホの撮影環境の強化を図りました。
我が家には動画撮影能力にも優れるミラーレス一眼、PanasonicのG9 PROがあるのですが、小型とはいえミラーレスもかさばりますし、普段から持ち歩くわけにもいきません。
もっと気軽に撮ろうと考えたら、いつも携行しているスマホの撮影能力を底上げする方が撮影機会と機動性の向上が図れると考えたのです。
幸い、去年末にカメラ機能が強力な新型スマホ、Galaxy S10に買い換えたばかりでしたし、これを機会にパワーアップすることにしました。
まず、スマホ用のジンバルの導入です。
ジンバルとは、カメラをアームで固定し、手ぶれを防ぎスムーズなパンを可能にするカメラグリップです。
スタビライザーとも呼ばれ、以前はアームとカウンターウェイトでやじろべえのような仕組みのものが主流でしたが(扱うのがとても難しい!)、テクノロジーの発達で小型軽量、なおかつ安価なジンバルが普及し、一般人でも手頃に買えるようなものになりました。
スマホ用ジンバルは、中国メーカーを中心にいくつも発売されていますが、私が選んだのはZHIYUNというメーカーのSmooth Q2でした。
ネットの評判を加味しつつ、ヨドバシアキバで実機を見て買いました。
写真を見てもらえれば分かると思いますが、セガマークⅢのカセットと比べてもこんなにコンパクトです!
小型ジンバルながら強力なスタビライザー能力と長時間駆動がウリですが、大きなバッテリーを積んでいるせいか若干重たい印象です(製品重量は380g)。
スマホの重量を加えると500gを越えるため、ちょっとしたコンデジよりも重くなりますので、少し不安だったのですが、実際に使ってみたところ、グリップがあるため重さはそれほど気になりませんでした。
途中10分の休憩をはさんで40分くらい、だいたい胸のあたりで保持しつつ歩き回ってみましたが、重くて疲れたということはなかったです。
また、説明書の字が小さくて機能や操作がよく分からないまま使いましたが、できあがった動画をみる限り、初心者の雑な使い方でも手ぶれや歩行による上下動も吸収していいカンジに撮れていました。
少なくとも手持ちで撮るよりは手ぶれおさえられ、撮影態勢もラクなので、導入した価値はあったかなと思います。
スマホで本格的な動画撮影をしてみたい、VLOGをやってみたいという方には、ぜひオススメしたいです。
ただ、より携行性を重視する人や女性は、FeiyuのVLOG POCKETの方がいいかもしれません。こちらはスマホを外せば折りたためるので、文字通りポケットに入れることもできますので。
重さはSmooth Q2より軽い240g。実際に持ち比べると、140gの重量差はけっこうな差に感じます。
価格もAmazonで8000円近く変わるので、気軽に使いたいならVLOG POCKETがいいですね。
ただSmooth Q2と比べると、歩行の上下動の吸収は若干劣るみたいですので、より本格的なスタビライザー機能と長時間駆動に期待したい人は、ぜひSmooth Q2をどうぞ。
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