新しいわさビーフと失われたプロへの尊敬

山芳製菓の主力商品である「わさビーフ」のリニューアルが、非常に話題となっていました。

わさビーフといえば1987年に発売されて以来、33年にわたり愛され続けてきたポテトチップス。ツーンとくる独特の味わいがくせになると、他のポテトチップスとは「ひと味違った」ポジションを獲得しているお菓子です。

私もファミコンやPC-88を遊びながら、わさビーフをつまんでいた記憶がありますし、今でも時折思い出したように食べています。

そんなわさビーフが9/1より新パッケージ、新フレーバーになってリニューアルされると発表されると、SNSを中心に動揺が走りました。

https://bit.ly/3b9Gprr

なんと、33年間わさビーフの顔として愛され続けてきたマスコットキャラクター、「わさっち(以前はわしゃビーフって名前だった記憶が…?)」がリストラされることになったのです。

しかも、なじみ深いわさっちに変わるのは、タレントのキングコング西野亮廣氏のデザイン(監修)による「わさぎゅ~」。さらに新フレーバーも、西野氏のサロンメンバーが協力して開発したということです。

このニュースを見て、私はすごくやりきれない気分になりました。

当然ですが、山芳製菓にはお菓子作りの熟練者が揃っているわけです。誇りをもってお客様に喜ばれるお菓子を作り続ける人たちがいるわけです。
そんな彼らを押しのけて、素人のサロンメンバーになぜ意見を求めたのか。

ニュースリリースを見ると、「どうやったらファンを増やせるか」という課題の元、西野氏のサロンメンバーとともに話し合ったとのことですが、それって必要なことでしょうか?

一般消費者の意見を聞くのはマーケットリサーチの手法として間違っていないのですが、それはあくまで売り方の話。プロダクトまで一般消費者に阿るのはあまり良いやり方とは私は思えません。

まして、わさビーフは山芳製菓の虎の子の商品。できれば素人の意見など聞かず、山芳製菓の熟練職人たちが自信を持って磨き上げた味にしてほしかった。

またマスコットキャラも、長年親しまれたキャラクターを押しのけて、キャラクターデザインのプロではない西野氏のデザインを採用する理由があったのでしょうか?

確かに西野氏は才能がある方かもしれませんし、話題の人物です。しかし、今現在の刹那的な話題性だけを重視して、今後30年と使い続けるかもしれないマスコットキャラクターを、山芳製菓ゆかりの人物でもなく、本職のデザイナーでもない人物に任せてしまっていいのでしょうか…?


「失われた20年」以来、自信を失い続けた日本のプロダクトは、プロの意見より市場の意見、つまりアマチュアの感覚を重宝する傾向にあるように思うことがあります。

それに応じるように、「お客様の意見を取り入れました」な商品が市場を席巻し、日本人特有の嫌儲思想からお客さん目線の商品が好まれるようになっていきました。

それが結果的に、悪貨が良貨を駆逐し、日本のプロダクトの質を下げる遠因になったのではないでしょうか。

プロの仕事よりもお客様(素人)のフィーリング重視なのだから、プロはプロとしての仕事を放棄するでしょうし、仮にプロとして様々な企画や仕様を盛り込んでも、素人感覚を重視する上層部に蹴られてしまうのだから、質のいい商品なんて生まれてくるはずがないのです。

本当のヒラメキは、蓄積された知識と経験、そして一つのことを考え続けるという執着から生まれてくると私は思っています

しかし日本の商品開発の現場では、プロや業界の人間が視野狭窄に陥り、それを打破してくれる素人の意見、みたいな捉え方をされがちです。そんなに都合良く、素人が想定外のアイディアを持ってきてくれることなんてないのに…。


プロがプロとして尊敬されず、自信とプライドを失い続けたことが、日本経済低迷の原因なのは間違いないはずです。

これはプロダクトに限りません。様々な分野で見られる現象です。

デフレによりカネの回転が悪くなり、職人たちへの支払が下がり、場合によっては経験のない人間を使うようになり、プロを尊敬する気持ちが日本人から消えていったというのもあると思います。

プライドや仕事の質は、誰かから認められることによって担保されます。
認めるとは、報酬という具体的なものであったり、尊敬という目に見えないものであったりしますが、ともあれ仕事が認められるという承認欲求や自尊心が、プロ達の仕事を支えてきたのは間違いありません。

しかし日本は、プロの仕事よりもフィーリングやノリ、話題性を重視してしまい、なにか本質を失ってしまったような感じさえします。


今回のわさビーフのフレーバー・VI変更の件は、このような日本企業が抱え続けたいろいろな悪弊を凝縮しているように見えて切なくなったのです。

新しいわさビーフは明日発売です。私も食べてみることにします。

小田原鈴廣のスライムかまぼこ

ソーシャルゲーム「ドラゴンクエストウォーク」とのコラボで、小田原の老舗かまぼこ店「鈴廣」が、同作の人気モンスター、スライムとスライムベスのかまぼこの販売を開始しました。

私もドラクエウォークはサービス開始時から遊んでいます。しかしコロナと厳しい気候の関係もあって、今はかなりサボり気味。ログインボーナスをもらったり、旅行に行った折には各地のおみやげの収集などは続けている感じです。

そんな不真面目なドラクエウォークユーザーの私ですが、ドラクエのファンということもあってスライムかまぼこの存在は見逃せず、電車に乗って小田原まで行ってきました。

小田原にはドラクエウォーク内のおみやげ「小田原のかまぼこ」もあるので、これもついでにもらってこようという算段です。

まずはゲーム内おみやげをもらいに小田原城へ。ここでご当地クエストを受けてクリアすると、小田原のかまぼこがもらえます。

天守閣は数年前にリニューアル工事されたもので、中は後北条家家時代から現在に至るまでの様々な展示物を収めた博物館となっていました。

展示の中では、歴史的に有名な秀吉の小田原攻めについてのコーナーが充実している印象でした。再現ドラマなども放映されていましたが、あの戦いは小田原的には負け戦ではないのかな、と思ったり。

天守閣の展望台から箱根や伊豆半島などを眺めてみたり、こども遊園地の豆電車に乗ってみたりと一通り小田原城を堪能した後、駅に戻って鈴廣でスライムかまぼこを購入。

スライムかまぼこ、店頭にも大きなPOPが飾られています。発売開始からしばらくは店頭販売もすぐに売り切れていたようですが、この日は普通に売られており、難なくゲット。

その後は小田原に家がある友人の勧めもあって、早川漁港へと移動。
小田原市が運営している商業施設「漁港の駅 TOTOCO」で乗っけ盛り海鮮丼を食べたりしました。

スライムかまぼこのパッケージはこんな感じ。ドラクエウォークのマスコットキャラクター「スラミチ」やスライム、キングスライムが和風イラストとなってあしらわれています。背景には小田原城や富士山も。

パッケージの中には、スライムとスライムベスのかまぼこが一枚ずつ入っています。かわいいですね!!

まずは、天ざるうどんの具にしてみました。

うどんは北区にある東京唯一の乾麺屋で、ガンダムカフェで売られている「シャア専用パスタ」の製造元でもある江戸玉川屋の満さくうどん。暑い季節には最適です。のどごしもつるっとしていて美味しいうどんでした。

また、揚げ玉をたっぷりいれてスライムかまぼこたぬきうどんにしてみたり…

カップ麺の緑のたぬきに入れてみたりしました。

なお、鈴廣の公式Twitterによると、オーソドックスに板わさがオススメだそうです。

私も残りのスライムかまぼこを、先日購入した高橋名人のお酒と一緒に板わさで楽しんでみようと思います。

スライムかまぼこはわざわざ小田原まで行かなくても、通販で購入することも可能です。興味があったらぜひご購入を。

https://bit.ly/3hxlgJW

また鈴廣では、さっぱり鯛だし冷やしおでんなるものも売ってました。おでん好きとしてスルーできなかったので購入。ゼリー状になった出汁の煮こごりと一緒におでんの具を食べるそうです。こちらも暑い今夏にはピッタリですね!

コモディイイダのトキハソース厚切りロースカツサンド

我が北区には、トキハソースさんというソースメーカーがあります。

有名なのは「生ソース」という、加熱することなく酵素分解させることで作るソース。生野菜からつくるオーガニックな味わいで、若干お高めなのですが、とても美味しいソースです。

このトキハソースの生ソースを使ったロースカツが、コモディイイダにあるという情報をキャッチしまして、早速滝野川店に行ってみました。

コモディイイダも滝野川七丁目に本社を置く会社なので北区の会社です。滝野川店はその本店お膝元のお店ということですね。
なお、トキハソースも滝野川七丁目なので、両社はご近所ということで、このような商品が生まれたのかと思います。

そんなわけで、早速買ってきました。

厚切りロースカツは伊達ではない!!!

しかもロースカツ3つで399円という、リッチなソースを使っているわりにオトクな価格。

食べてみると、厚いカツは食べ応え十分。カツを挟んでいる食パンも柔らかくて甘みがあり、スーパーのベーカリーのパンとは思えないレベルの高さでした。この甘みのあるパンがソースのスパイシーさを挽き立て、カツをますます美味しくしていますね!

ついでに生ソースも買ってきました!

ソース売り場になかったので「置いてないのかな?」と思いましたが、ベーカリーやお惣菜コーナーなど、ソースと相性のいい商品側の特等席におかれていました。

生ソースはウスター、中濃、濃厚とあるのですが、中濃ソースは今使っているブルドッグのものが残っているので、あえて一番濃いめの濃厚を選んでみました。

生ソース、北区に引っ越してくる前にも何度か使ったことあるのですが、濃厚を見るのは初めてかもしれませんね。

そんな北区生まれのトキハソースの生ソースなのですが、意外と近所には置いてなくて、関西のどろソースやオタフクはあるのになぁ、ということも。それどころかポパイソースも水宮印のソースもないと、「おいおい、ここは東京だぞ?」と言いたくなるのですが、やっぱり世間ではソース=関西のイメージは強いのですかね(ブルドッグソースは東京なのですが)。

東京ソースも頑張ってほしいものですね!

ゲームレジェンズ酒 高橋名人 No.16が届きました。

TOKYO SAKE FESTIVAL2020の応援団長として就任した、我らが高橋名人をモチーフとした日本酒「ゲームレジェンズ酒 高橋名人 No.16」。
事前予約していたこちらのお酒が、手元に届きました!

高橋名人のお酒は、広島県呉市にある「千福」というお酒で有名な株式会社三宅本店が作っているそうです。

同社は、ゲームレジェンズ酒シリーズとして、龍が如くやパックマンなどのキャラクターラベルをつけた商品も販売。また最近では、60周年を迎えたセガのエンブレムをあしらったお酒を発売。
ゲーム以外では、コスプレイヤーのえなこさんの名を冠したお酒もリリースしています。

千福の発売は1856年とのことなので、老舗中の老舗。歴史ある酒造が、ゲームやコスプレといった新しい大衆文化と融合していくのは素敵なことです。
変わらないことも大切ですが、歴史によりかかってばかりでは、新しい価値は生まれませんからね。

ラベルはこんな感じです。名人、すっかり福の神になってますねー。
すっかり坊主頭が馴染んで、名人時代のトレードマークの帽子が懐かしくなりますね。

「ゲームは1日1時間!」の名言とともに「お酒は1日何時間?」とあり、すっかり大人向けとなった名人の言葉に時代の流れを感じます。私たちも歳をとりました(笑)。

タワーレコード通販で購入すると、はがきサイズの直筆サインもついてきます。
なにやらハンコが微妙に押し損してるように見えますが、これも名人が一枚一枚押印してくれたそうなので、そう考えると愛着がわきますね!

大人になった、かつてスターフォースやスターソルジャーに夢中になった80年代キッズも、人によっては孫までいるような年齢になりました。

ファミコンブームから30余年。バブルがはじけ、就職氷河期が訪れ、望んでいたような未来はなく、21世紀になっても宇宙旅行や空飛ぶ車は実現しませんでしたが、私たちはなんとか生きています。

テクノロジーの発達で生活も便利になりましたが、それでも時折あの頃を思い出すのは、やっぱり楽しかったからなのでしょうね。

そんな大人になった、かつてのゲームキッズのためのお酒です。

とはいえ、中身のお酒はもったいなくて、何かのお祝いでもないとなかなか飲めなそうですけど…。

北とぴあの平和祈念像

本日は八月九日。長崎原爆の日です。
八月六日の広島に続いて二発目の核爆弾が日本に落とされたのが75年前の今日。

歴史的には人類史上初の原爆投下となった広島のほうが注目されがちですが、長崎の被害も当然甚大でした。戦時中の出来事とはいえ大変悲惨な事であり、二度とこのような非人道な大量破壊兵器が人類の歴史の中で使われないことを祈るばかりです。

さて、その長崎の爆心地の付近に整備された長崎平和公園には、有名な「平和祈念像」が建てられています。
同公園のシンボルともいえる像ですが、この像を制作した彫刻家の北村西望氏は滝野川に住んでいたこともあり、北区になじみの深い方でした。初の名誉北区民でもあります。

そのような関係もあって、平和都市宣言五周年の際、長崎平和公園の平和祈念像が北とぴあに設置されました。1992年のことです。

もちろん、長崎のような巨大な像ではないのですが、北村氏の原型を元に、遺族や長崎市の協力を得て作られたものです。

私は東商に行ったり、コロナ以前はセミナーにもよく顔を出していたので北とぴあを訪れる機会も多いのですが、そのたびにこの像を見て、原爆というか、大量破壊ありきの総力戦の愚かしさを感じます。

新型コロナの蔓延を背景に世界がきな臭くなっています。各地で限定的な紛争が頻発しています。

確かに冷戦は終わりましたが、核兵器が世界から消えたわけではありません。むしろ北朝鮮、インドやパキスタンといった新興の核保有国が現れて、世界は新たな緊張に包まれています。

一方でソ連に代わって台頭した中国がアメリカとにらみ合い、西太平洋を中心に核保有大国同士の新たな緊張が生まれています。

仮に核兵器がなくなっても戦争や争いは消えることはないでしょう。しかし、人類自らを滅ぼすような、バカみたいな兵器を持って安全保障などと言う戯言をいつまで許すのだろうか、という疑念はあります。

特に中国や北朝鮮といった共産国は自国民を犠牲にしてまで核武装を行いました。なんのための国なのか。なんのための核なのか。

人類最後の世界大戦から3/4世紀が経ちましたが、人はそれほど賢くはなれていないようですね。とても残念です。

なんて思いながら、北とぴあの展望室で東京の街を眺めていたりする私でした。

かりそめでもいいから、この自堕落な平和がいつまでも続きますように。

稲城にスコープドッグ見に行ってきた!

最近、Amazonプライムビデオでボトムズを見ているのですが、稲城長沼という駅の前に、リアルスケールのスコープドッグがあるとTwitterで見かけたので、さっそく行ってみることにしました。

平日自由に動けるのは、個人事業主の特権ですね。コロナで仕事が減ってますけど、こういう時は「遊んでいいんだっ!」と前向きに受け止めるのがベストです!

我が北区から稲毛長沼までのルートはいくつかあるのですが、Yahoo!乗り換え案内によると、一度南浦和に北上し、武蔵野線で府中本町まで行き、そこで南部線というルートが乗り換えの負担も少なく楽なようです。
東京の南側に行くのに、一度埼玉に出るのも不思議な感じですが、立川のシネマシティ会員である私にとってはあるあるルートなので、違和感もなく提案されたルートで行くことにしました。

一時間ほどかけて稲城長沼に到着。

駅前広場に、スコープドッグが立っていました!

かっこいい!

リアルスケールということで、劇中のスコープドッグと同サイズとのことですが、思った以上に小さいです。

私(身長184cm)からみあげるとこんな感じ。全高380cm+台座の高さなので、だいたい4m弱くらいでしょうか。お台場のガンダム(今はユニコーンか)と比べるとミニチュア感は否めませんが、これがアーマードトルーパーのリアルサイズなんですよね。まるで棺桶です。

ボトムズは戦争を全く肯定していない戦争ロボットアニメなので、こういうパイロットを使い捨てにしても構わないような発想のロボットが劇中で使われたのかなと思ってしまいますね。

かっこいいですけど、このサイズのロボットに乗って戦えと言われることを想像すると、同時に戦争ってくそったれなんだなって思ってしまいます。

さて、この稲城長沼駅には、もう一つロボット関連の見所があります。

スコープドッグが見据える先には…?

ガンダムとシャアザクがいます!

これは南部線高架下の観光案内施設、いなぎ発信基地ペアテラスの前におかれたモビルスーツですね。こちらはスコープドッグと違って、言うまでもなくミニチュアです。

ここ稲城市は、ガンダムやボトムズといったロボットを生み出したメカニックデザイナー、大河原邦男さんの出身地ということで、大河原さんが生み出したモビルスーツやアーマードトルーパーのモニュメントとして置かれているのです。

スコープドッグもなかなかですが、シャアザク、ガンダムの造形もいいですね。
サイズはなくても重厚感は伝わってきます。

ガンダムは盾を支えに持つという変わったポーズ。盾を持つ左手の方から写真を撮ると面白い写真が撮れますね。

本当はもっといい写真があったのですが、ガンダムではなく自分の指が映ってしまっていたのでボツ!
スマホ写真あるあるですね…(汗)。

というわけで、稲城長沼駅のロボットモニュメントで目の保養をしてきたというお話でした。

それにしても、スマホに超広角、広角、望遠のレンズがついていると便利ですね。実は久しぶりにミラーレス一眼、G9 PROを持っていこうとしたのですが、コロナ影響下で外出できなかったこともあり、二つあったバッテリーがどちらも放電しており、使うことができませんでした。

しかし、Galaxy S10の三つレンズのおかげで撮影を堪能できました。
むしろこのままスマホの多レンズ化が進んだら、一般の方に一眼は不要になりそうだな…とも感じましたね…。

最後は駅前の、昔ながらの中華料理店「一福」で炒飯を食べて〆。
たまーに、こういう街中華の炒飯、食べたくなるんですよね! 美味しかったです! そしてランチタイムのラーメン350円にむせました。

稲城、なかなか奥が深そうな街です。次はG9をもって、スコープドッグを撮りにきます!

赤羽ハッピーマンホール蓋グッズ

最近流行のご当地マンホール蓋。赤羽は「東京都北区赤羽」の作者、清野とおるさんが描いたイラストのマンホール蓋となっています。

マンホールは赤羽駅の北側、ビーンズ赤羽側の歩道にあります。

清野さんといえば、今年壇蜜さんと結婚したことで知られていますが、「踏むと幸運になれる」ということで、彼のそんな幸運にあやかりたいと、ちょっとした撮影スポットとなっています。

そして本日、このマンホール蓋を模したキーホルダーとラバーコースターが発売となったので、さっそく購入してきました。

販売されていたのは、イトーヨーカドーのブックスページワン、文教堂赤羽店ブックストア談、そしてお菓子の種屋 中央街店の三店舗。

ラ・ラ・ガーデンのダイエーのヤマダに買い物があったので、文教堂赤羽店に買いに行くことにしました。

きっと人気グッズに違いない…とのことで、朝の10時きっかりに文教堂に行こうと思ったのですが、早起きしすぎて二度寝→遅刻という休日あるあるムーブで11時過ぎ頃に到着。ちょっと遅かったかなと思いましたが、お目当てのラバーコースターは無事ゲットできました。

キーホルダーも悩んだのですが、私には「ゆきまる軍曹キーホルダー」があるので、ラバーコースターのみを購入しました。後から考えれば、知り合いの「東京都北区赤羽」ファンの方たち用のお土産に買っておいてもよかったかなと思ったのですが、そういう気が回らないところが本当にダメですね。

ラバーコースターはさっそく仕事部屋のパソコンデスクに設置しました。
この前百均で買った、大理石のコースターを使っていたのですが、高さがあって使いづらかったため、ちょうど良かったです。

午後にはどの店でもグッズが売り切れてしまったようです。午前中に行けて良かったです。

なお、赤羽マンホール蓋グッズは通販もやっているようですので、興味があったらぜひ覗いてみてください。

https://akbnmanhole.thebase.in/

なお、ゆきまる軍曹キーホルダーも好評発売中です。一個も売れたことないですけど(プレゼントするとすごく喜ばれます)。

こちらもてらどらいぶの公式ショップ「もるこ屋」で販売してます。

https://mallco.booth.pm/items/2261256

飛鳥山温泉のケーキ直売会

ある日、我が家のポストにこんなチラシが入っていました。

ケーキ工場直売の北海道スイーツフェアが、飛鳥山温泉で開催されるとのこと。

なぜ温泉(銭湯)でスイーツフェア???

まったくもって謎だったのですが、写真のケーキは美味しそうだったので行ってみることにしました。

当日はあいにくの雨模様で、私が現地に到着した時も大粒の雨が降っていました。そのせいか、お客さんは少ない模様。

飛鳥山温泉の入り口付近に冷凍ストッカーが並べられ、チラシに掲載されていたケーキが販売されていました。奥の折りたたみテーブルには常温保存のケーキもあって、このような無店舗型の現地販売にしては商品点数も多い印象でした。

買ったのは冷凍のドーヴィルフロマージュ。冷蔵庫に移して4時間ほど溶かしてから食べてくださいとのことでした。4号サイズのなので、サイズとしては12センチCDと同じくらいですね。これで1100円と言われると、ケーキの相場が分からないのでなんとも言えません。美味しかったですけど。


ところで、この直売会。いろいろ不思議なところがありました。

まず、直売会の主催会社なのですが、どうも足立区の建築会社のようです。そう、ケーキ屋さんどころか、食品関連会社でもないんですよね。

売り子のお兄さんも、日本人とアフリカ系という移植の組み合わせ。普段から食品を扱ってる感じではなかったです。

また、ケーキも製造元を見ると足立の会社で、北海道スイーツとありましたが、北海道で作られたものではない模様。確かに冷蔵ストッカーにも「東京下町スイーツ」とも書いてあったので、どっちなのかなと思いましたが、きっと原材料は北海道で、製造は足立区ということなのでしょう。

インターネットで調べてみると、実はこれに類似した無店舗型ケーキ販売が各地に出没しているようです。

しかもなぜか新築物件のそばで開催されていることも多いそうで。

そこでかつて、住宅会社専門のコンサルタント会社にいた私はピンときました。

このケーキ販売、おそらくは新築物件のお披露目イベント等、営業戦略を企画している会社がエージェントとなって、建設会社や不動産会社に主催させているものなのではないでしょうか。

新築物件の販売を開始した場合、まずは近所の人などに認知してもらうことが大切になります。とはいえ、ビラを投函したり電柱にポスターや立て看をつけても簡単に集客にはつながりません。

そこで即売会や、ちょっとした縁日を企画するという事があるのです。
これは某ハウスメーカーでも使われている手法です。
私がいたコンサル会社の社長は、その某ハウスメーカーの経営企画の出身でしたので、クライアントの新規物件でかき氷配布や金魚すくいを企画していました。

そう考えると、建築会社が主催していたのも合点がいきます。

飛鳥山温泉で主催していた理由については分かりませんが、おそらく縁故かなにかがあって、副業がてら開催したのかもしれませんね。


この手のイベントは、即効性があるわけでもなく、すぐにリードにつながるようなものではないのですが、物件認知という面ではそこそこ話題になります。特に最近はSNS時代なので、「あの物件でケーキ売ってた」等の情報が広がりやすい土壌にあります。

そう考えると、私がコンサルタントをやっていた時代以上に認知効果は高いかもしれません。ケーキ販売というのも奇抜で印象に残りやすいこと、家を買う決定権を持つ母親や子供の興味を強く引けるという意味で、おもしろいやり方のように思います。

マーケティングの手法はメディアの発達に伴って、日々様々なメソッドが生み出されていますが、人間自体は数十年たっても変わることはないので、こうした定番の手法が意外と効いたりするのかもしれないなと思いつつ、ドーヴィルフロマージュを食べるのでした。

ちなみに全て私の推測ですので、真相は分かりません。あしからずご了承ください。

スマートホーム化を推進しよう!

今年の1月ごろから自宅をスマートホーム化しようと整備してきたのですが、今月にAmazonがAlexa対応のスマートプラグを発売したので、ほぼ完成に近づきました。

スマートホーム化する以前からAlexa echo dotは持っていたのですが、スマートホーム対応の家電を持っていなかったので、スマートスピーカーとしてしか使っていませんでした。

しかしリモコン操作できる家電を一括して制御できるスマートリモコン「Nature Remo」を導入し、エアコンやテレビ、アンプなどをAlexaへの音声やスマホのアプリで使えるようになって以来、出先からエアコンをつけたり、ソファに座ったまま声だけで家電を動かせたりと、生活の便利さが激変! もっと早く導入しておけばよかったと思った次第です。

我が家は2LDKで、主な居室としてリビング、寝室、仕事部屋があるのですが、このうちリビングは人感センサーをそなえた「Nature Remo」、寝室はリーズナブルな「Nature Remo mini」を導入しました。

しかし仕事部屋やリモコンで操作できる機器が照明しかないので(なんとエアコンがない!!)、我が家で唯一スマートホーム未開地域となっていました。

しかし前述の通り、Amazonがスマートプラグを発売したので、リモコン操作以外の機器でも、電源のオン/オフはできるようになりました。

仕事部屋にある機器はパソコン、それに接続されているアンプと複合プリンターで基本的には操作されないと自動的に電源が落ちるものばかりです。
なのでスマートホーム化が不要だったのですが、唯一扇風機だけはそうもいきません。

そこでスマートプラグの出番です。

Amazon純正のスマートプラグ、見た目はすごくシンプルです。このソケットに家電のプラグを差し、コンセントに差し込むだけ。あとはスマホのAlexaアプリでデバイス登録すれば、プラグ名や登録した機器名でオン/オフができるようになります。

これにより、パソコンチェアに座ったまま、声だけで扇風機を止めたり回したりできるようになりました。すごく便利です!

さらに調子に乗って、Alexa echo show5を二つと、追加のスマートプラグも購入!

Alexa echo show5は、ちょうど一台分の値段(9,980円)で二台買えるキャンペーンをしていたので、二台まとめて購入。今までのAlexaはリビングに置いていたのですが、これで寝室と仕事部屋にも置けます。

スマートプラグは1000円割引クーポンが出ていたので、使うあてはないのですが、ついでに買っておきました。そのうちなにかの家電を買ったら使うことでしょう。

寝室のAlexa echo show5は枕元において時計代わりにします。
寝室には時計がなかったので、時間を確認するにはスマホを見るかAlexaに聞くしかなかったのですが、これでいつでも時間が確認できます。

仕事部屋のAlexa echo show5は、PCのディスプレイの下に置いて、情報ウィンドゥ的に使うことにしました。日時の確認はもとより、天気やニュースなどが表示されるので便利ですし、Amazonプライムビデオを流してBGVにすることもできます。

しかし、情報ウィンドゥのカスタマイズはもう少し必要ですね。同じニュースばかり表示されているようにも見えますし。

ついでにデスクトレーなども購入し、パソコンデスクも整理しました。
かなり理想の、いかにも仕事用のパソコンデスクという感じになりましたね。

なお、Alexaの名前は、仕事部屋がフィーナ、寝室がレア、リビングがリリアです(笑)。

雲の上から東京を見てみよう!

梅雨空で、皆様も毎日雲に覆われた空ばかり見上げていることと思います。

私も最近仕事での外出が増え、曇り空ばかり見ているわけですが、なんとなく「あの雲の上に行ってみたい」と思うようになりました。

とはいえ、飛行機に乗るまでもないので、もっと手軽に雲の上に行ってみようと思います。

じゃらんから、7/31まで有効なPontaポイント2000円分をもらったので、これを使って、スカイツリーの天望デッキのチケットを買うことにしました。

スカイツリーは前売り券ですと、高さ350mの天望デッキのチケットが平日1700円。じゃらんの期間限定ポイントでもおつりがくる値段です。

しかし、せっかくスカイツリーに行くので、さらにその上の天望回廊(450m)のチケットのセット、2700円にしました。はみ出した分も、auID連携でたまってたPontaポイントを使ったので、現金は一切払っていません(笑)。

なお、せっかく雲の上から東京を見るということで、天気予報であえて雨が降る日を選んでチケットを購入しました。梅雨だから毎日雨なのは間違いなのですが、それでも確実に雨の日にしようと日にちを選定した結果、7/18(金)に行くこととなりました。

というわけで、当日。天気予報の通り、雨が降りました。

浅草から見たスカイツリーは、見事に天望デッキから上が雲に隠れています。
これは期待ができそうです。

ソラマチで昼食を食べて、早速スカイツリーへ。

予想はしていましたが、お客さんはほとんどいませんでした。
平日&コロナ&雨のトリプルコンボだから仕方ありません。私のような奇特で平日自由に動ける人しかこないでしょうね。

今回は先日購入したスマホ用ジンバル、Smooth Q2は初めて実用運用するということもあり、写真はほとんど撮らず、動画撮影ばかりでした。

そんな中で唯一撮った、天望デッキ(350m)からの写真。
雲の合間から東京の町並み、隅田川が見えるのが分かります!

そして450mの天望回廊から撮った写真がこちら。
先ほどの写真よりも大きな建物が多い地域の方で撮っているので、思ったほど高さが変わったように見えないかも…?

しかし、雨の日をあえて選んでみましたが、予想外に雲が多すぎたかもしれません。この写真を撮った後、すぐにガスってしまい、窓の外は真っ白になってしまいました。

写真だとあまり面白くないのですが、動画はそれなりに面白いものが撮れました。

カメラアプリもLog撮影を試してみたかったので、カメラアプリのFiLMiC Proを購入。さらにLog撮影を可能にする有料オプション「シネマフォトグラファーキット」も入れたので、これで撮影してみました。

この動画は、あとで私のYoutubeチャンネルの方にアップロードします。

また、天望回廊ではFF7とのコラボも行われていました。

これはクラウドの剣。普段なら450mの眺望と一緒に見られるのでしょうが、本日はまさしく雲(クラウド)の中でした。

450m地点の柱には、サボテンダーがいました。かわいいですよね、サボテンダー。FFⅪのサボテンダーはキモかったし、怖かったですが…。

ほかにも内壁にFF7のイラストや原画、歴史や資料などが描かれていましたが、実はFF7はエアリスが死んでやる気がなくなり、興味もなくなったのでほとんどスルーしてしまいました(汗)。

帰りは浅草寺にも寄ってみました。

コロナと雨の影響もあってか、仲見世通りもあまり人がいませんでした。
お店も1/3くらいは閉まっていたかもしれません。

コロナも早く収まって、賑やかなスカイツリー、浅草に戻ってほしいものですね。

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