NVIDIA RTX Voiceのノイズキャンセルがすごい!

8月に入って新しいYoutubeチャンネルでゲーム実況を再開しました。

サムネの左にもるこが立ってますが、Vtuberとしての活動ではなく、あくまでゲーム実況するおじさん(笑)が女の子のアバターつかってるだけという感じです。Vtuberになる前のニコ生スタイルに戻った感じですね。

さて、新チャンネルでのゲーム実況をするにあたり、PCゲームやProjectEGGのゲーム実況については、7月に購入した新デスクトップパソコンを使うことにしました。

この新PCにはGeforce RTX 2080superが載ったグラフィックボードが入っているのですが、NVIDIAはこのGPUを使ってマイク入力のノイズを消すという謎技術を搭載したアプリを公開しています。

そのノイズキャンセルアプリ、NVIDIA RTX Voiceを早速使ってみました。

遊んだゲームは上記のサムネの通り、ProjectEGGからリリースされているPC-8801版のイース。

いつもはヘッドセットで実況をしているのですが、今回は据え置き型のコンデンサーマイク「HyperX Quadcast」を使ってみました。

RTX Voiceのダウンロードおよびセットアップガイドは下記のURLです。

https://bit.ly/3iziW5e

使い方はすごく簡単で、インストール後にアプリを起動し、「input device」のプルダウンでノイズキャンセルを使うマイクを選ぶだけです。

プルダウンの下のチェックボックスはノイズキャンセルを行うかどうか。もちろんチェックを入れてください。下のスライドはそのかかり具合ですが、デフォルトで100%なので、声がこもるなど不具合がない限りはこのままでOKです。

次にOBS Studioの設定画面より「音声」を選択し、マイク音声のプルダウンで「マイク(NVIDIA RTX Voice)」を選択すればOKです。簡単ですね!

あとは普段通り配信するだけです。

私はイース等、ProjectEGGのゲームは基本的にキーボードで遊んでいます。
しかも今までのノートPCと違い、キーストロークが深いデスクトップパソコン用のキーボードを、マイクのすぐそばで使うという具合だったのですが、実際の配信を見たところ、打鍵音がほぼ消されていました。

さらに仕事部屋にはエアコンがなく、リビングのエアコンをまわして扇風機で送風しているため、私が部屋にいる間は常に扇風機がまわりっぱなしなのですが、扇風機の風の音もまったくと言っていいほど入っていませんでした。

すごいな、NVIDIA RTX Voice!!

NVIDIA RTX Voiceは現在無料で配布されています。
ゲーム実況ばかりでなく、DiscordやZoom、TeamsといったWebミーティング用のアプリにも使えるので、RTXを積んでいるパソコンをお持ちの方はぜひ試してみてください。
(なお、GTX等、RTX以外のGPUを積んでいる場合は、インストール時にエラーとなるそうです)。

故障紛失サポート封筒の警告文

先日、自宅内でスマホを落として画面を割ってしまい、auの故障紛失サポートを利用したというお話をしました。

この故障紛失サポートは、最後に壊れたスマホをauに返送して手続き終了となるのですが、その返送用封筒にこんな一文が書かれていました。

※データが消去されていない場合、一切の権利を放棄されたものとみなし当該データに起因する損害については当社は一切責任を負いません。

要するに端末のリセットしてなかったら、その端末に残ったデータで何が起きても責任取らないよ=返送する前に必ずデータ消去してください、という警告なのですが、それにしてもこの書き方はどうなんでしょうね。

故障紛失サポートは有料オプションであり、月々補償金を払って利用するサービスです。少なくともユーザーはサービスの対価を払っているわけで、au側にもサービスを提供する以上様々な責任が生じるはずです。

預かった端末については当社で責任をもって処分いたします、くらいの矜持は持ってほしいものですが、今のauにはそのくらいの心意気もないのでしょうか。

確かにスマホは個人情報や機密の塊となり、取り扱うのが非常に難しいアイテムとなっており、一つのミスが重大な責任問題に発展してしまうこともわかります。しかし、だからといって「権利は全て放棄したとみなし」と、最終的にはユーザーの自己責任にしてしますのは、ちょっと無責任ではないでしょうか。

いろいろな考えをもつお客様がいる中で、企業防衛の一環としてこう書かざるをえないのかもしれませんが、日本の商習慣もここまで落ちたのかとがっかりせざるを得ませんでした。

もっとも、忘れずに工場出荷状態にリセットすればいいだけなのですが、私の場合はそうもいきません。画面が割れてしまい、液晶が表示されないので、リセットができないのです。

このまま返送して権利が放棄されたとみなし、au社内であれこれ情報が漏れても困るので、とりあえず問い合わせすることにしました。

しかし、この問い合わせ手順が非常に面倒くさい。まず、PCでの問い合わせができません。問い合わせするには、スマホ+メッセージかMy au、LINEのいずれかで行う必要があります。
一応、PCサイトでも案内はあるのですが、いずれもそれぞれのアプリをダウンロードするためのQRコードが表示されておしまいです。

面倒だなと思い、スマホから+メッセージで問い合わせします。案内ページにはチャット感覚で問い合わせができると誇らしげに書いてありましたが、16:16に送ったメッセージの返事が来たのは17:16でした。あまりチャット感覚はなかったですね。これならPCからのメールでも良かったのでは…。

で、返ってきたメッセージですが、メッセージでの対応ができないので電話してくれとのことでした(笑)

コロナの状況下でオンライン問い合わせにご協力お願いしますとのことでしたが、結局電話対応にたらい回しにされてなんとも言えない気分になりましたが、ごねても仕方ないので、翌日電話問い合わせで聞いてみよう、ということにしました。

その三時間後、auより品質向上のため、今回の対応についてのアンケートにご協力くださいというメッセージがきたのですが、問題は何も解決していないのによくこんなアンケート送ってくるなと。機械的に送ってるものなのですが、au、大丈夫なのか? ユーザー感情逆なでしすぎなのでは。

今回のauの対応を見るに、ユーザーに寄り添う対応があまり感じられないと思いました。少なくとも故障や紛失関連で問い合わせるユーザーは困っている人なわけで、そういう方々に対して、なるべく自分たちが責任を負わないように負わないようにと逃げ道作りながら対応している印象を受けました。

最後のアンケートについても自社利益を優先した振る舞いにしか感じず、特に解決していないお客様に送ってしまう無神経さはありえないと思います。

最近は各企業とも経費削減の一環でユーザーサポート部門をアウトソーシングしたり、マニュアル化を行って効率化や少人数化を押し進めているようですが、携帯キャリアのような毎月課金してもらうタイプのビジネスで、ユーザーサポートを省力化してしまうのは悪手ではないかと感じるのですよね。

新規ユーザーの開拓に一生懸命なのもau Payも三太郎の日もいいのですが、基本的なところに立ち返ってほしいなと、25年間auを使い続けている私は思ったわけです。

画面が一切映らなくなるというトラブルがレアケースなのかもしれないですが、故障紛失サポートが本当に素晴らしいサービスであると感じただけに、落差にがっかりしたというお話でした。


翌日、auのカスタマーセンターに電話したところ、返送された端末は人の手ではなく機械によるデータ消去を行うので安心です、との案内をいただきました。

文章は送る前の念のための警告であったようで、実際にはしっかりデータ処理してくれるようです。これで一安心。私が気にしすぎだったのかな(笑)。

壊れたスマホが当日に復活してしまう話。

スマホを自宅の机の上から落として、壊してしまいました。

少し前までは合皮でできた手帳タイプのケースを使っていたのですが、ジンバルを購入してから、搭載の利便性を考えてGalaxy S10に付属しているハードケースに変えていました。

結果、運悪くハードケースに覆われていない電源スイッチ付近に机の脚が当たってしまい、画面とベゼルが破損、液晶が一部以外映らなくなるという状態になってしまいました。

手帳タイプのケースの利点は、スマホ全体を保護できる点にあります。スマホを落として傷つけることが多かったので、数年前から手帳タイプを愛用していたのですが、ジンバルの事で頭がハッピーになって「なぜ手帳タイプを使っていたのか」をすっかり忘れていました。

途方に暮れてしまいましたが、幸いauの故障紛失サポートに入っていたことを思い出し、早速手続きをはじめました。

以前はauショップに行かないと修理の手続きができなかった記憶がありますが、今の故障紛失サポートはWebで申し込むことで、当日に新しい端末が届きます。すごい!

ガラケー時代でしたらショップに持ち込み手続きをして2週間くらいかけて修理。その間は慣れない代替機を使っていたものですが、今では修理ではなく新しい端末が届くようになり、修理の時間すらなくなりました。そもそもガラケー時代なら画面が割れたり外装が壊れたら問答無用で機種変でしたよね(汗)。

新しい端末が届いたら環境の移行と再構築作業がはじまるわけですが、Androidの場合はGoogleアカウントで使用していたアプリはGoogle Playからダウンロードできますし、私の場合以前からクラウドストレージやクラウドサービスを使っていますので、重要なデータや画像などは逐次クラウドに保存されていますので、時間はかかりましたが手間なく新環境にいつもの環境を再現することができました。

やはりクラウドは正義とはっきりとわかりますね!

本当はGalaxy同士ならGalaxy Switchという移行アプリがあるので、これを使うと簡単らしいのですが、旧端末の方が画面が映らないので使えませんでした。残念です…。

アプリの課金状況の移行だけが心配でしたが、私はスマホではドラクエウォーク以外のゲームはやっていません。

ドラクエウォークはスクウェア・エニックスアカウントというものがあればプレイ情報をバックアップしてくれます。私は2003年からFFⅪをやっていて、モグサッチェル(ゲーム内で使える、所持アイテムが増える追加バッグ)目当てにスクウェア・エニックスアカウントを登録していたので、このあたりは万全でした。

余談ですが、ドラクエウォークのプレイデータをスクウェア・エニックスアカウントに紐付けられることを知らない人も多いようですので、このようなトラブルの時のためにもアカウントの紐付けや取得はしておいたほうがいいと思います。

もう一つの課金アプリが、ジンバル購入時にLog撮影しようと導入したFiLMiC Proというスマホ用のビデオ撮影アプリです。

このアプリ自身も有料アプリなのですが、上記のLog撮影をするには、アプリ内で課金し「シネマトグラファーキット」というオプションを購入してアンロックする必要があるのですが、このシネマトグラファーキットもそこそこのお値段がするので、課金実績が反映されなかったら痛いなと思っていましたが、アプリ内課金でもGoogle Playでの課金だったおかげか、無事引き継がれておりました。

ゲームなどでは引き継ぎIDなどがないければ課金がパーになることもあるみたいですが、そういう意味では今回は幸運でした。

そのようなわけで、壊した当日に新しいS10に移行が完了し、以前と変わらずスマホが使えている現実に驚いた、という話です。

今後は壊さないように普段は手帳型ケースを使うこと、ジンバルでの撮影を行う時のみハードケースにつけかえることを徹底しようと思います。

こういう時、情弱と言われつつキャリアを使い続けてきて良かったと思えますね(笑)。

ちなみに故障紛失サポートに入り忘れていたり、新しい端末に交換できなかった場合は、Xperia1Ⅱに買い換えようと思っていました。
5Gも魅力なのですが、ミラーレス一眼のαで培ったカメラ性能の高さが気になっています。

今のGalaxy S10を使うまではW52Sというウォークマンケータイからソニー(エリクソン)端末を使っていましたし、ソニーの端末は自社ブランドの様々商品のフィードバックをスマホに取り入れるので好きでした。ウォークマンしかり、αしかり。

しかし今回はXperia 1、およびXperia 5に魅力を感じなくて、auの店員さんに勧めにしたがってGalaxy S10にしてしまいました。
S10については本当に満足度が高くて、日本のメーカーがこれを作れない事に悔しさすら感じています。
Xperiaではどこかしらに感じていた不満が、S10に関してはありません(標準アプリが使いづらい、とかはありますが…)。
唯一の不満点であったBixbyボタンもソフトウェアの更新で、アプリなしでカスタマイズできるようになりましたし。

次回は多分カメラ目当てでXperiaを買うと思いますが、Galaxyもどのような進化を見せるのか、楽しみですね!

新パソコン、導入完了!

4年前に買ったパソコンが、すでにAdobeCCの各アプリの最低要件を満たす程度の性能となってしまい、仕事で動かすのがきつくなってきていました。

それまで使っていた自作パソコンの電源が壊れてしまって買い換えたのですが、当時はAdobeアプリをプライベートでは使っていませんでしたし、ゲームもフォトリアルなFPSは遊ばないので、せいぜいDQXが動けばいいかな程度で考えてドスパラで8万円程度のデスクトップパソコンを買いました。メモリも8GB、グラボも最低限のGeforce GTX 1050が乗った程度のものです。

それでも今まで使っていた自作パソコンよりは性能がよかったので満足だったわけですが、ここ最近のCPUとGPUの進化と、それに比例するようなAdobeアプリの機能強化がたたってついていけなくなったわけです。

当然、そんなスペックなのでSteamのゲームなども重たいゲームはほとんど快適に動かないという状況となっていました。

ゲームは配信用のゲーミングノートがあるのでいいとして、仕事の作業が進まないのは問題です。ゲーミングノートを仕事で使っている4KモニターにつないでAdobeのアプリを動かすことも考えたのですが、個人事業主なのでメールも見ないといけないし、Officeのアプリも動かさないといけません。

主に配信用のパソコンですし、持ち歩く機会も多いのでメーラーやOfficeなど、配信に関係ないアプリはちょっと入れたくないなと思いました。

かといってノートとデスクトップ双方を起動して仕事するのも面倒なので、どうしようかと迷っていました。

そんな時、幸い持続化給付金がいただけたので、思い切って買い換えることにしました。

最初はワークステーションの購入を考えたのですが、思いのほか高くて断念。
結局、高性能なゲーミングPCを買うということろで落ち着きました。

ゲーミングPCといえばBTOやパーツメーカーのものが知られていますが、私はヒューレット・パッカードのゲーミングPCブランドのOMENのデスクトップを買いました。

キャッシュレス還元5%をやっていたドスパラと最後まで悩んだのですが、OMENはちょうどオンラインショップ限定セール中で、キャッシュレス還元を含めてもドスパラよりも安かったので、こっちに決めました。

CPUはi7-9700K、GPUはGeforce RTX 2080super、メモリも32GB積んでおり、必要に応じてもう一組スロットが空いているので、68GBくらいまでは簡単に拡張できます。

ゲーム用にはAMDのRyzenが安くて早くていいようですが、一番使用するPremiere Proは8コア以上は使わず、またH.264形式のファイルを扱う場合はIntel製のCPUの方がよいとAdobeが公式に答えています。

https://adobe.ly/3gL7in4

今回のPCはあくまで仕事がメインなので、Intel製CPU搭載のものを選びました。

GPUをRTX 2080superまでおごったのは、単にコストパフォーマンスの問題です。AdobeのアプリはRTXをサポートしているのでRTXのグラフィックボードがほしかったことと、使用しているモニターが4Kなので、4Kの解像度でビデオやゲームの映像が出力できるものがいいと考えたためですね。

前回のPC購入時に、「これくらいでいいや」と思ってミドルスペックのものを買ったら陳腐化が早かったという教訓もあります。超ハイスペックではなくても、良いものを買っておけばスペック的に長持ちしますからね。

新PCへの環境やファイルの移行は、クラウドストレージを活用しました。
この話は、また次回に!

Smooth Q2を導入しました。

これから北区を盛り上げていくWebサービスをやろうと考えておりまして、その一環として、スマホの撮影環境の強化を図りました。

我が家には動画撮影能力にも優れるミラーレス一眼、PanasonicのG9 PROがあるのですが、小型とはいえミラーレスもかさばりますし、普段から持ち歩くわけにもいきません。

もっと気軽に撮ろうと考えたら、いつも携行しているスマホの撮影能力を底上げする方が撮影機会と機動性の向上が図れると考えたのです。

幸い、去年末にカメラ機能が強力な新型スマホ、Galaxy S10に買い換えたばかりでしたし、これを機会にパワーアップすることにしました。

まず、スマホ用のジンバルの導入です。

ジンバルとは、カメラをアームで固定し、手ぶれを防ぎスムーズなパンを可能にするカメラグリップです。

スタビライザーとも呼ばれ、以前はアームとカウンターウェイトでやじろべえのような仕組みのものが主流でしたが(扱うのがとても難しい!)、テクノロジーの発達で小型軽量、なおかつ安価なジンバルが普及し、一般人でも手頃に買えるようなものになりました。

スマホ用ジンバルは、中国メーカーを中心にいくつも発売されていますが、私が選んだのはZHIYUNというメーカーのSmooth Q2でした。

ネットの評判を加味しつつ、ヨドバシアキバで実機を見て買いました。

写真を見てもらえれば分かると思いますが、セガマークⅢのカセットと比べてもこんなにコンパクトです!

小型ジンバルながら強力なスタビライザー能力と長時間駆動がウリですが、大きなバッテリーを積んでいるせいか若干重たい印象です(製品重量は380g)。

スマホの重量を加えると500gを越えるため、ちょっとしたコンデジよりも重くなりますので、少し不安だったのですが、実際に使ってみたところ、グリップがあるため重さはそれほど気になりませんでした。

途中10分の休憩をはさんで40分くらい、だいたい胸のあたりで保持しつつ歩き回ってみましたが、重くて疲れたということはなかったです。

また、説明書の字が小さくて機能や操作がよく分からないまま使いましたが、できあがった動画をみる限り、初心者の雑な使い方でも手ぶれや歩行による上下動も吸収していいカンジに撮れていました。

少なくとも手持ちで撮るよりは手ぶれおさえられ、撮影態勢もラクなので、導入した価値はあったかなと思います。

スマホで本格的な動画撮影をしてみたい、VLOGをやってみたいという方には、ぜひオススメしたいです。

ただ、より携行性を重視する人や女性は、FeiyuのVLOG POCKETの方がいいかもしれません。こちらはスマホを外せば折りたためるので、文字通りポケットに入れることもできますので。

重さはSmooth Q2より軽い240g。実際に持ち比べると、140gの重量差はけっこうな差に感じます。
価格もAmazonで8000円近く変わるので、気軽に使いたいならVLOG POCKETがいいですね。

ただSmooth Q2と比べると、歩行の上下動の吸収は若干劣るみたいですので、より本格的なスタビライザー機能と長時間駆動に期待したい人は、ぜひSmooth Q2をどうぞ。

Smooth Q2のお買い求めはこちらから。

https://amzn.to/2ZpVyza

軽量コンパクトなVLOG POCKETはこちらから。

https://amzn.to/2Zy997D

新型iPad買いました

最近仕事で図表を書く事が多く、いつも持ち歩いているノートパソコン(NECのLAVIE Hybrid ZERO。88ユーザーとしてNECのパソコンを使うのは当然のこと)では、文章は書けてもその場で図を描いて説明したり、サイトの構成を描きながら決めるなどはできません。

そこでiPadを使えば、Apple Pencilを使って画面に図表を描いたり、そのままメモにして現場にまわしたりできるのではないか、と考えたのです。

もうひとつ。私はいわゆるモバイルWi-fiには入っていないので、ノートPCだと出先でネットにつなげることができません。テザリングという手もあるのですが、以前に比べてテザリングも安くはないので躊躇していました。

その問題も、iPadのセルラーモデルを購入することで解決できる、と思ったのも購入の動機となりました。

そんなわけで、ヨドバシアキバのauコーナーへと赴きました。なぜわざわざヨドバシアキバまで行ったかといえば、近所に欲しかったゴールドモデルがなかったためです。シルバーとグレー、実は好きな色じゃないんですよね。

さてauで回線開通の手続きをするわけですが、これが尋常じゃない時間がかかりました。

スマホ一台を新規に契約するようなものですから、身分証明や口座の確認、その他事務手続きがたくさん必要になるみたいです。今は犯罪などに携帯電話が使われるケースが増えたため、購入に様々な段階や証明が必要になったみたいです。

午後一時頃に買いにいったのですが、終わったのは午後四時前でした。

今まで使っていたPCとサイズの比較。ほぼ14インチのLAVIEと比べると格段に小さくなり、ボディバッグにも入るようになりました。

大きなお客様のところに行くときはさすがにボディバッグというわけではありませんが、身内の打ち合わせの時などは持ち運びがラクになりそうです。

カバーにもなるSmart Keyboardも買いました。こうなると本当にノートPCのようです。Smart Keyboardのタッチ感はちょっと独特ですが、打ってて違和感があるようなことはありません。ちゃんとしたボタンなので、わずかですがキーストロークもあり、打鍵感は悪くありません。

Apple Pencilについては、iPadだと若干反応が悪い等の話があるみたいですが、私のように図表を描くのがメインの人間ですと、さほど気になるような遅延はありませんでした。10年前のタブレットにくらべたら全然描けるほうですよ。

そんなわけで、私のAppleユーザー人生が始まってしまいました。

実は高校時代にAppleユーザーのイヤな先輩がいて、その人にMacintoshを見せびらかされたり、MacユーザーやiPhoneユーザーの鼻持ちならないAppleユーザー自慢が嫌いで敬遠してたのですが、ここでついにAppleと和解することになったわけです。

考えてみれば、悪いのは性格の悪いユーザーで、Appleは別に悪くないですもんね。機械に罪はなかったのです。

なお、私はパソコンを3台持っています。メインで使っているデスクトップ、業務で使っているLAVIE、もるこの配信で使っているHPのOMENというゲーミングノートPCです。

ここに今回のiPadが加わるのですが、メモは全てEvernote、ストレージはGoogle Drive(プライベート用)とDropbox(業務用)、写真はGoogle photoで共有しているので、使うPCを変えても重要なデータは共有できるんですよね。

ビバ・クラウド! 機種間の互換性がなかった30年前には考えられない世の中になりましたね!(DAIVAクロニクルのパッケージをながめながら)

PC-8001miniで遊んでみました

手のひらサイズのPC-8001mini。40年の歳月はここまでPCを小さくした!

今年10月に一般販売が開始されたPC-8001mini。さっそく購入してみました。

言うまでもありませんが、このケースはモックで、キーボード等は動きません。

このように、ミニUSBでキーボードにつなぎ、ミニHDMIとUSB給電ケーブルを接続したら起動します。

電源が入ると、実機同様にN-BASICが立ち上がります。ここからプログラムを書いたり、付属のゲームで遊んだりすることができます。

付属のゲームはF12キーを押すことで遊べます。全部で15のゲームが入っていますが、私のオススメは断然Space Mouseです。MINDWAREさんからも復刻版が出ていますね。

http://pinball.co.jp/games/SpaceMouse/

N-BASICは昔さながらに書く事ができます。
すっかり命令文など忘れてしまったので、ベーマガの別冊「PC-8801・PC-8001プログラム大全集」を見ながら写経しました。

説明書に書いてないのですごく苦労したのが、書いたプログラムのセーブ方法。PC-8001はCSAVEというコマンドで保存するのですが、カセットテープが接続されていないため、通常ではエラーとなってしまってセーブできません。

そのため、SDカードに仮想のカセットテープ(保存領域)を作る必要があります。

そのやり方がこちら。

➀F9で設定メニューを呼び出す。
②「MEDIA」のタブを開く。
③ファイル名を記載し、「FILE」を選択。

これでN-BASICの中でCSAVE”ファイル名”で保存できるようになります。

ロード(CLOAD)する時は、同じくF9→MEDIAでファイルをマウント(SET)した後、CLOAD”ファイル名”で呼び出すことができます。

テープと違ってメモリーなので、ピーガガガという音はありません。ちょっと寂しいですね(笑)

MI68#9に参加してきました!

展示されていたMZ-80

11/2(土)に、毎年恒例のレトロPCサークルの集い、「MI68」に今年も参加してきました。

今回は友人に誘われ、第一部~第三部まで通しで参加です。

第一部はサークル展示の見学と即売会。プレイアブル展示で遊ぶ会。第二部はM2の堀井直樹社長と、「てらどらいぶ」でもお馴染み、MINDWAREの市川幹人社長の講演、第三部は懇親会でした。

第一部ではMSXのソフトをファミコンのディスクシステムに落とし込み、それをゲームギアのモニターで表示するという非常に怪しい(褒め言葉)システムで、三十数年ぶりにMSX版のライーザをプレイ。その他、KOEI初期の問題作「団地妻の誘惑」のプレイを眺めたりしていました。

また、奇しくもMZ-80とPC8801mkⅡFAで動くキャラクターベースのシューティングゲームが二基出典。スプライトがない機種で軽快に動作するゲームに、知恵と技術を感じました。今のフォトリアルなゲームとは正反対のものですが、こういう機種の限界と制限を逆手に取るコンテンツは見ていて楽しいです。

第二部の講演会での収穫は、堀井社長から今年発売された「ダライアス コズミックコレクション」に収録されていたダライアス外伝の移植度が低く、リテイクをやらせてもらったという話。

私はダライアス外伝が大好きでそれなりの腕があったはずなのですが、Switch版では一面突破にも苦労し、ラスボスまでたどり着けない事も多々ありました。

自分の腕が悪いのかと思っていましたが、まさか移植が問題だったとは・・・。でも、ホッとしました。ダライアス外伝が下手になったと思い込み、ゲーマーとしての老いを感じてしまっていたので(笑)。

今回の戦利品は、「Z80完全に理解した」Tシャツ、MINDWAREのエイリアンフィールドのサントラCDでした。エイリアンフィールドのサントラ、WING☆さんの楽曲、最高です!

番外編として、BEEPでゲットしたDAIVAクロニクルも購入。DAIVAといえば7機種で発売された前代未聞のゲームとして有名ですが、それが30年の時を経てWindowsで全機種版が遊べるようになりました。

それも素晴らしいことなのですが、付属されている特典も豪華。

なんとあの、T&E SOFT 5周年記念のテープのうち、惑星メフィウスとハイドライドシリーズの楽曲を抜いた音源がはいったCDがついています!

これ、浅倉大介の隠れたトラックなんですよね。スーパーレイドックのアレンジは今聞いても格好良くてしびれます。

また、Project EGG15周年ということで、なつかしのRPGが入ったディスクも付属。

私が生まれて初めて遊んだCRPG「カレイジアス・ペルセウス」をはじめ、夢幻の心臓、ハイドライド、メルヘンヴェール(1)、ロストパワ-、レリクス、魔王ゴルベリアスと、当時話題となったRPGが収められています。

というわけで、気分はすっかり中学生に戻れた一日でした。

あ、ついでにPC-8001miniも購入しました。到着が楽しみです。

©2019 てらどらいぶ