4年前に買ったパソコンが、すでにAdobeCCの各アプリの最低要件を満たす程度の性能となってしまい、仕事で動かすのがきつくなってきていました。
それまで使っていた自作パソコンの電源が壊れてしまって買い換えたのですが、当時はAdobeアプリをプライベートでは使っていませんでしたし、ゲームもフォトリアルなFPSは遊ばないので、せいぜいDQXが動けばいいかな程度で考えてドスパラで8万円程度のデスクトップパソコンを買いました。メモリも8GB、グラボも最低限のGeforce GTX 1050が乗った程度のものです。
それでも今まで使っていた自作パソコンよりは性能がよかったので満足だったわけですが、ここ最近のCPUとGPUの進化と、それに比例するようなAdobeアプリの機能強化がたたってついていけなくなったわけです。
当然、そんなスペックなのでSteamのゲームなども重たいゲームはほとんど快適に動かないという状況となっていました。
ゲームは配信用のゲーミングノートがあるのでいいとして、仕事の作業が進まないのは問題です。ゲーミングノートを仕事で使っている4KモニターにつないでAdobeのアプリを動かすことも考えたのですが、個人事業主なのでメールも見ないといけないし、Officeのアプリも動かさないといけません。
主に配信用のパソコンですし、持ち歩く機会も多いのでメーラーやOfficeなど、配信に関係ないアプリはちょっと入れたくないなと思いました。
かといってノートとデスクトップ双方を起動して仕事するのも面倒なので、どうしようかと迷っていました。
そんな時、幸い持続化給付金がいただけたので、思い切って買い換えることにしました。
最初はワークステーションの購入を考えたのですが、思いのほか高くて断念。
結局、高性能なゲーミングPCを買うということろで落ち着きました。
ゲーミングPCといえばBTOやパーツメーカーのものが知られていますが、私はヒューレット・パッカードのゲーミングPCブランドのOMENのデスクトップを買いました。
キャッシュレス還元5%をやっていたドスパラと最後まで悩んだのですが、OMENはちょうどオンラインショップ限定セール中で、キャッシュレス還元を含めてもドスパラよりも安かったので、こっちに決めました。
CPUはi7-9700K、GPUはGeforce RTX 2080super、メモリも32GB積んでおり、必要に応じてもう一組スロットが空いているので、68GBくらいまでは簡単に拡張できます。
ゲーム用にはAMDのRyzenが安くて早くていいようですが、一番使用するPremiere Proは8コア以上は使わず、またH.264形式のファイルを扱う場合はIntel製のCPUの方がよいとAdobeが公式に答えています。
今回のPCはあくまで仕事がメインなので、Intel製CPU搭載のものを選びました。
GPUをRTX 2080superまでおごったのは、単にコストパフォーマンスの問題です。AdobeのアプリはRTXをサポートしているのでRTXのグラフィックボードがほしかったことと、使用しているモニターが4Kなので、4Kの解像度でビデオやゲームの映像が出力できるものがいいと考えたためですね。
前回のPC購入時に、「これくらいでいいや」と思ってミドルスペックのものを買ったら陳腐化が早かったという教訓もあります。超ハイスペックではなくても、良いものを買っておけばスペック的に長持ちしますからね。
新PCへの環境やファイルの移行は、クラウドストレージを活用しました。
この話は、また次回に!